毎度のことながらアッという間に1ヵ月が過ぎ3月。データでは「暖冬」ということもあって(このところの東京は寒の戻り?で暖冬とも思えぬが)3週間後には桜が咲き始めるのだろう。昨日は住まいの近所を歩いていたら「ちんちょうげ」の香りが。「ちんちょうげ」が本格的に香る頃はスギ花粉も猛威をふるうタイミンングでもある。春の心はのどけからまし・・・とは行かないのだ。さらに「のどけく」ないのは金融環境で、米国では主要金融機関のストレステストの結果は早くとも4月末でないとわからないと思われるが、その前にいろいろ懸念事項が表れそうだ。3月末に期限を切った大手自動車問題もある。
目先の話をすれば、月初は何といっても週末金曜日の米雇用統計。失業保険申請件数や長期受給者の高止まりから、さらなる悪化の予想。5日木曜日はECB理事会。こちらは利下げを市場は織り込み済み。例によって事後のトリシェ総裁の記者会見の内容が注目。2日の米1月の個人消費支出に2月のISM製造業景況感指数、4日はその非製造業指数この日は米地区連銀経済報告(ベージュブック)も。
それより明日2日は、保険大手AIGの四半期決算の発表。すでに先週10-12月期決算で最大600億ドルの赤字見通しが報じられ、米国政府の出方に注目が集まっているところ。売却が進まない資産を米国政府が引き取る方向で話が進んでいるとされる。政府管理下に入った後も期を追って内容が悪化していることから、これも水面下の含み損の表面化という捉え方ができそうだ。決算発表に際し何らかの動きが出そうだ。
そういえば本日は日曜日。「2日新甫(しんぽ)」といって昔から月初の取引が2日から始まる月の相場は荒れるというジンクスがある。
目先の話をすれば、月初は何といっても週末金曜日の米雇用統計。失業保険申請件数や長期受給者の高止まりから、さらなる悪化の予想。5日木曜日はECB理事会。こちらは利下げを市場は織り込み済み。例によって事後のトリシェ総裁の記者会見の内容が注目。2日の米1月の個人消費支出に2月のISM製造業景況感指数、4日はその非製造業指数この日は米地区連銀経済報告(ベージュブック)も。
それより明日2日は、保険大手AIGの四半期決算の発表。すでに先週10-12月期決算で最大600億ドルの赤字見通しが報じられ、米国政府の出方に注目が集まっているところ。売却が進まない資産を米国政府が引き取る方向で話が進んでいるとされる。政府管理下に入った後も期を追って内容が悪化していることから、これも水面下の含み損の表面化という捉え方ができそうだ。決算発表に際し何らかの動きが出そうだ。
そういえば本日は日曜日。「2日新甫(しんぽ)」といって昔から月初の取引が2日から始まる月の相場は荒れるというジンクスがある。
まだ、それほど指摘がなされていないのですが・・・チャート的に妙に円安です。ドル円など週足で見ればきれいなダブルボトムで押し目を確認に行っているように見えます。今後が注視されます。ただ、この時期は一般に年度末決算向けのレパトリが出やすい時期で円高に振れることで知られています。それが、円安に来ているので不思議ですね。特に金融市場は緊縮し、実体経済も冷え込んでいるため何がドル円市場を動かしているの気がかりです。日米政府の密約でも本当にあったのかと勘ぐりたくなりますが、そういえばこんな記事が・・・
http://news.livedoor.com/article/detail/3871876/
実は、毎日新聞がもっと踏み込んだ記事を元旦からの連載でやってましたが、ウェブ上では消されてます。内容は三菱UFJと言えども日米経済安全保障の道具に過ぎなかったのではという内容です。昨日までK先生が触れているように米金融に中東や中国などから注ぎ込まれたマネーは米政府のシナリオ通りとも感じます。ただ、今日の日経などに出ているように
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20090301AT3S2800Z28022009.html
こんな記事もあります。日本国内での資金の出し手が増えてる状況がわかりますし、米政府としては直接的にシティやバンカメ、AIGなどにカネを出せとは言いにくい以上せめて米政府が出すから代わりに米国債買えよという手段は残されているように思えます。日米同盟は主従の関係しかも麻生政権は完全なレームダック政権で言うことは何でも聞きそうな状況と来ては昨今の円安が心配でなりません。
長文失礼致します。
2005年12月のときのように
東京の新甫に合わせて何故か外資が空売りを仕掛かるとか…
未曾有の時代に相応しい。
これから日本は、円安・株安・不景気・増税・社会保障切捨ての5重苦が待っているんだから
ウチの
昨年円ドルは90円割れ・更なるドル安と、全員一方的でしたから、この位の戻りがあってもおかしくない気がします。
日本人は政治リスク充分分かっていたけど、外国人も政治と経済のデカップリングはあり得ないと気付いてしまった…選挙になって政権交代しても民主党党首は心臓病、自民党党首は重要閣僚がアル中でも見えない超ド近眼…さて「海図なき航海・船長は高齢者」これから日本丸はどうなりますか?
まあ、悲惨の中に相場は生まれる、そんな日がいつか来ると信じて春を待ちますワ。言い放題に書き放題、先生&皆様失礼御許しを。http://www5.cao.go.jp/keizai3/shihyo/2009/0223/914.html
最近、経済誌や経済ニュースを見ては混乱して一喜一憂しているところを見かけます。完全に自己を見失っている方もいらっしゃるようなので、差し出がましいのですが、経済ニュースを見るための基礎知識として申し上げます。現在、エコノミストやアナリストなどと言われる方々の現在の不況に対する論調は主に2つに分かれています。ひとつは景気循環型不況と呼ばれ、通常の景気後退と同じ認識です。この認識にたてば、早ければ夏にも遅くとも来年には景気が底を打って立ち直るという考え方です。もう一つは恐慌型不況という考え方で、これは5年から場合によっては20年以上景気回復が見込めないと言う考え方です。この論理を展開する人は景気後退期の長さにおいて千差万別で景気の底がどのあたりかを明示しない点で混乱を招きやすく出来れば見たくないと言う投資家も多いと思います。ただ、現在の不況が何型で今後どうなっていくのかを考えた上での投資法を考えるべき時期ではと愚考致します。
人それぞれの投資スタンスがあると思いますが、現状はあまりに不確定要素が多いため混乱を極めている人が大勢いるのが気になっただけです。ここで、個人的なポジションを言っても単なるポジショントークとしかとられないので、あくまで客観的に相場が見られるように投稿したまでです。下手にナンピンする人が多く見られたので春に底打ちするなんてコメントはほとんど見られないと遠回しに書いたまでです。株式市場では裁定買い残が記録的水準まで低下していて外人も売り越して買い手不在の状況ですが、底堅く感じられるように思える動きです。ただ、ドル円の堅調ぶりに見られるようにマーケットが薄いところで変なトレンドを見せられると大きな間違いをしてしまうことがあり、特に現状は致命的な失敗となる可能性が高くなるように思えたので書きました。
個人的な状況についてはささやか様の期待を裏切ることはないのでそれだけ簡単に・・・それと、Goldはいつぞや書いたように金融市場ではあくまでBlackSwanです。ここで書くのは本当に申し訳ありませんが、正統金融取引関係者にとっては触れたくもない疫病神のような存在と言っても過言ではありません。なぜなら、全く成長性のない投資だからです。逆説的には今の世の中の発展を完全否定しているに等しいのかもと著名投資家や金融関係者の意見を聞いて思うことがあります。ダウ大台割れですが、朝までに戻って欲しいですね。ほとんど願望に近いですけど、あくまでヘッジなので米株戻せば自分が損しても将来益が大きいように感じます。今日は日本市場トリプル安っぽかったので心配です。
昨日は眠れなくて安酒傾けながらだったので申し訳ありません。
これからは注意致します。猛省・・・
こちらこそレス有難うございました。難解な処は解らないままにお気持ち有り難く。
下手のナンピン?ピンチはチャンスとか言って野村もMUFGも落ちてくる剣を受け止めて…迷惑千万、懲りない面々!(あまり人の事言えないですけど…)
NYダウ大台割れきついけど、仕方ない通過点。金が売られる展開、個人的にはGOLDの押し歓迎ですが…まさか?