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さてさて結構な騒ぎになってきた。国際金融は非常事態宣言・・・・を出すと火に油を注ぐことになるので、平静を装いつつも非常事態ということか。欧州では先週もドイツの中堅行に対し政府機関が資金注入というニュースがあり、グローバル化した金融の“怖さ”が浮き彫りになっていたが、今回はBNPパリバ。リスクを飛ばしていることが、逆に問題を抱えている所在が不明確となり疑心暗鬼を深めることになっている。ホット・ポテイトウ(Hot Potato)というのは、熱くて長く手にできないので直ぐに誰かに渡すことになるが、その様子を世界金融の舞台のデリバティブ取引の例にすることがある。まさにCDO(債務担保証券)という、いつ、どうなるか、わからない、ものを次々に金融サークルの中でやり取りしていて、たまたま自分の手にある時に受け取り手がいなくなったのがベア・スターンズだった。そしてそれをきっかけに、ますます受け取り手がいなくなり、ゲームは一気に終わってしまった。その始末をつけるのに中央銀行まで登場せねばならなくなった、ということ。
ECBが先手を打つという事態は、もちろん金融当局の国際的な連携のもとでのこと。というのも問題の震源地である米国の方が、先に緊急避難的な流動性の供給ということになっていたら、為替市場でドルはどうなっていたか・・・・。それを考えるとかなり際どいところで事態は回っているというふうにも見える。今週初めのWSJ(ウォール・ストリート・ジャーナル)が、住宅関連の影響が景気に出る可能性があるからといって金利を引き下げることがドルの急落を招き、サブプライム問題どころではない事態の招来を懸念していたのが印象深い。市場心理を楽観させず、かつ悲観もさせずという難しいコントロールを求められている。
本日は午前中に羽田から関空に飛んできた。いまはモバイルでこの更新をしようとしている。天気が良く上空から鳴門大橋の下の渦潮までよく見えた。夏真っ盛り。
Hotな1日。売り込まれた金市場は、まずは打診買い。
ECBが先手を打つという事態は、もちろん金融当局の国際的な連携のもとでのこと。というのも問題の震源地である米国の方が、先に緊急避難的な流動性の供給ということになっていたら、為替市場でドルはどうなっていたか・・・・。それを考えるとかなり際どいところで事態は回っているというふうにも見える。今週初めのWSJ(ウォール・ストリート・ジャーナル)が、住宅関連の影響が景気に出る可能性があるからといって金利を引き下げることがドルの急落を招き、サブプライム問題どころではない事態の招来を懸念していたのが印象深い。市場心理を楽観させず、かつ悲観もさせずという難しいコントロールを求められている。
本日は午前中に羽田から関空に飛んできた。いまはモバイルでこの更新をしようとしている。天気が良く上空から鳴門大橋の下の渦潮までよく見えた。夏真っ盛り。
Hotな1日。売り込まれた金市場は、まずは打診買い。
経済の予測は本当に面白いと思います。 またgoldは亀井先生が以前よりおっしゃっているようにこれまで上昇トレンド、またこれからもより大きい?上昇がみこまれます。プログを読んでいる人に余裕が感じられコメントも楽しみにしています。 「小さな愛犬家」様これからもいろいろと教えてください。
金利低下の件、見解が一致しますので、お持ちのことでしょうが松藤民輔著「アメリカ経済終わりの始まり」のP62-65を再読下さい。その他金利低下について随所にあり。何故なのかが分かる位なら、このようなブログ(K先生大変失礼!)には参加していません。
金投資に関する小生の見解(ド素人で全く自信はありませんが)は、お気づきかもしれませんが松藤氏とは全然違います。それにしても経済予測は楽しいですね。
M氏は以前から そのようなことをいわれていたし 亀井先生のWSJの引用もドル急落を介して米国が大変とのことですが ??? 金利差により ドル安まではわかりますが デリバティブだって基準は米国債と思うのですが
世界同時株安は各国中央銀行の資金供給によりひとまず小康状態の様子。為替も一応円安に触れている。
しかし、サブプライム問題は何も解決したわけではない。今後、大銀行か大ファンドでまた新たな損失が明らかになれば、今回のような大調整を繰り返すことになる。
ポイントはアメリカの金利で、もし下げるようなことになれば、今度は今回を上回る25-30%の調整は仕方ないだろう。そして、株価は14000弗の天井を上回ることはない。大恐慌などむろんない。あくまでも大調整だ。
為替は円高トレンドに戻り、金価格は750弗を上回るかもしれない。でも円高が進み110円位になっているので、日本での金価格はせいぜい2650円というこことなる。これでリスクヘッジとしての金の役割は完結するわけだが・・・・・・・可能性は少ないが、日本人の現物金投資家にとっておいしいのは、為替が円安に触れた時だ。∴為替の動向にはこれまで以上に注意しよう。
官僚から日銀総裁人事をとりあげることができれば 官僚組織に対するダメージはcritical
朝日の安倍たたきがこれで収まるようなら 朝日のバックは官僚機構 さてどうなんだろう
>Hotな1日。売り込まれた金市場は、まずは打診買い。
先生の言われること、正解でしたね。
私も、気合いで、目をつぶって本日のつっこみを買いました。
欧で、さらに下がってひやりとしましたが、
NYで、ドルベースでは、さすが元に戻しました。
ラッキー
あとは、円安を待つのみ。
この時期、誰が売るのか不思議だ。
これから、ひょっとして、ひょっとするのでは・・・・
と、さらなる買い増しを考える今日この頃です。
売る間もなかったので(笑)、本日つっこみを買いました。
明日から10連休、疲れた一週間。
今日はいろいろと暑い1日でした。
本当に大丈夫なんでしょうか・・・短期市場は落ち着きを取り戻すとはロイターの弁ですが・・・
今年2月からのサブプライム問題をおさらいしてみよう。2月の時点ではサブプライムという言葉すらが一般的でなく、バブル市場の中で上海が「過剰反応」して世界連鎖株安を発生させたといえる。事態のよく分からぬまま株は値を戻したものの、サブプライムのシグナルは続いていた。
ベアスターンの件が明確になり、野村HDが700億円の損失を発表。決め手はEU中心国のドイツの中堅銀行の損失が浮上し1兆円の資金供給が行われたことだと思う。これは実にドイツらしい。そしてフランスでの15兆円の資金供給・・・。
ブルに取り付かれた投資家や市場関係者は、まだまた米国不動産市場は経済全体に比べれば小さいから大丈夫というが、世界経済はグローバル化で想像以上に「レバレッジ」が効いている。まさに金融力学のベクトルが反対に向くわけだからたまらない。バブルで張り詰めた風船は、いつも針一本で簡単に弾けてしまうのだ。
世界の中央銀行の一斉介入は事実上今回が初めてだから、一応の効果は出るだろう。でもサブプライム問題は解決できるわけでない。大きな銀行(ファンド)の一つや二つは吹き飛ぶに違いない。
バブルの崩壊の構図は、オランダチューリップの時代からいつも同じである。人間に「欲」のある限り続くし、人間はそれでも懲りない。
「最後に、金価格がバブルではないのも確かである」