いまや月初めの経済指標でもっとも注目度が高くなった米雇用統計。昨夜発表された12月のデータは市場が荒れたことから経済紙以外でも各メディアが報道しているように雇用増(1万8千人)失業率(5.0%)ともに予想より(それぞれ平均値で7万人、4.8%)悪化した。NYダウは257ドル安で12800ドルと1万3千ドル割れ。S&P500(2.46%安)より金融セクターの比率の低いナスダック(3.77%安)の方が下げがきつかったところを見ると、広範囲に売られているということか。NYダウはこの3日間で昨年1年の上昇幅の半分を失った形。月末のFOMCでの連続利下げが固まったことを受けて、為替も動いたが相場が若いドル円は再び107円台へ。その後買い戻され108円50銭前後。このなかで急騰の後の金市場は益出しの売りで小幅安状態なので、週明けの国内価格はもっぱら為替要因で下落という流れ。米雇用統計は「悪いだろう」と思われていたが、それでも「蓋を開けてみれば意外と・・・」という期待が残っているのが今の市場ということ。結局「やっぱりなぁ・・・」と。これから大手金融の評価損拡大のニュースがどんどん続いて更にセンチメントも落ちそうだ。利下げ観測の高まり自体がNY株の支えにならなくなってきた。しかし、こうして底打ちに向けて事態は進んで行くということではないかと思う。ドル円はFX取引で金利差狙いのドル買い派の我慢がどこまで続くか。
それにしても原油高、国内では円高と目先の景気にとって逆行する動きが出る噛み合せの悪さよ。こうした中で個人は生活防衛気味になり、ますます内需の振興などから遠くなる。一方でセンチメントというのも、ある出来事をきっかけにゴロっと変わる要素もあり「あれは何だったんでしょうねぇ、ハハハ」ということもある世界。面白いですねぇ。
本日、夕刻17時からのケーブルTV「朝日ニュースター」の1時間番組に3人のゲストの一人として登場します。一応討論番組ですがあまり討論しなかったような・・。実は収録は少し(否、もっと)前で年始のこの状態が、既に出演者の発言の的確性を試されるような事態であります(アセアセ)。再放送は確か明日の朝7時台のはずです。お時間と興味のある方は、ご覧ください。
それにしても原油高、国内では円高と目先の景気にとって逆行する動きが出る噛み合せの悪さよ。こうした中で個人は生活防衛気味になり、ますます内需の振興などから遠くなる。一方でセンチメントというのも、ある出来事をきっかけにゴロっと変わる要素もあり「あれは何だったんでしょうねぇ、ハハハ」ということもある世界。面白いですねぇ。
本日、夕刻17時からのケーブルTV「朝日ニュースター」の1時間番組に3人のゲストの一人として登場します。一応討論番組ですがあまり討論しなかったような・・。実は収録は少し(否、もっと)前で年始のこの状態が、既に出演者の発言の的確性を試されるような事態であります(アセアセ)。再放送は確か明日の朝7時台のはずです。お時間と興味のある方は、ご覧ください。
田舎で原油100ドルと聞き、新春気分がぶっ飛んでしまいました。
今年はどうなりますか…物価高に泣いているのでしょうか、増税不安におびえる事になるのでしょうか、
何はともあれ、本年もよろしくお願いいたします。