(16:57)久々の波乱、怒涛の下げ相場だった。ユーロの話である。昨日の昼間はセミナーで、終わってみてチェックして驚いた。1ユーロ、1.23ドル台!
事前の世論調査の結果から反対派優勢は伝えられていたので、織り込み済みということで静かだったユーロの下げが一転加速したのは、(例えば1.2450といった)節目を下に切ったことで、ストップ・ロスなど事前に置いておいた注文が発効、にわかに騒がしくなったため。つまり雪崩現象が起きている様子。“総投げ”状態というわけだ。ならば金はどうかというとユーロ安というよりドル高の中で売られた。NYでは前日比3.5ドル安。スポット価格(現物)もNY,ロンドンが休場の30日の水準を下回った。しかし、こちらは添付のチャート(オレンジ部分が日本時間の昨晩から直近までの値動き)のようにユーロ総投げ(ドル高)のなかでダイブした(突っ込んだ)ものの、売りが切れるとともに戻ってきた恰好だ。先日書いたようにユーロの下方向に“ついて行かない”のか否か。日本時間で今夜のオランダの国民投票も否決で読まれているので、そのなかで結果も否決と出て、さらにユーロを売るのかどうか。まあ、今回の国民投票の結果はEUにとって大きな屈折点となったのは確かだが、ユーロ自体の基盤が崩れるわけではない。急速に台頭した不透明要因(仏の否決)の「材料性」がどの程度のものなのかという見極めがつかないなかで、内部要因(ストップ・ロスの売り=強制的手仕舞い売り、新規売り)で下げが拡大しているイメージだ。ここまで静かだっただけに久々の波乱というわけ。その中でシルバー急騰。ジャパン・マネーも絡んでいるんだろうか??
事前の世論調査の結果から反対派優勢は伝えられていたので、織り込み済みということで静かだったユーロの下げが一転加速したのは、(例えば1.2450といった)節目を下に切ったことで、ストップ・ロスなど事前に置いておいた注文が発効、にわかに騒がしくなったため。つまり雪崩現象が起きている様子。“総投げ”状態というわけだ。ならば金はどうかというとユーロ安というよりドル高の中で売られた。NYでは前日比3.5ドル安。スポット価格(現物)もNY,ロンドンが休場の30日の水準を下回った。しかし、こちらは添付のチャート(オレンジ部分が日本時間の昨晩から直近までの値動き)のようにユーロ総投げ(ドル高)のなかでダイブした(突っ込んだ)ものの、売りが切れるとともに戻ってきた恰好だ。先日書いたようにユーロの下方向に“ついて行かない”のか否か。日本時間で今夜のオランダの国民投票も否決で読まれているので、そのなかで結果も否決と出て、さらにユーロを売るのかどうか。まあ、今回の国民投票の結果はEUにとって大きな屈折点となったのは確かだが、ユーロ自体の基盤が崩れるわけではない。急速に台頭した不透明要因(仏の否決)の「材料性」がどの程度のものなのかという見極めがつかないなかで、内部要因(ストップ・ロスの売り=強制的手仕舞い売り、新規売り)で下げが拡大しているイメージだ。ここまで静かだっただけに久々の波乱というわけ。その中でシルバー急騰。ジャパン・マネーも絡んでいるんだろうか??