ギリシャでは3日間の予定で緊縮財政案の審議が始まっているが、同時にゼネストで公共交通機関や空の便も止まり港湾労働者と医療従事者、自治体職員もストに参加していると報じられている。電力最大手なども1週間前からスト決行中で全国で停電が発生しているとのこと。こちらは民営化(つまり政府保有株売却で資金調達)に反対する労組のスト。問題はこうした労組を出身母体とする与党議員の中に、民営化反対から反対票を投じる議員が出るのではないかと見られていること。泣いても笑っても30日までに結論は出る。出なければ波乱から奈落。
さきほど日本時間の10時に4月のS&Pケースシラー住宅価格指数が発表された。結果は過去8ヵ月で初めて前月比でプラスとなった。ただし前年比ではマイナスとなっている。主要20都市では前月比上昇が13都市、一方で6都市がバブル崩壊後の安値を更新。主要10都市が前月比0.8%、20都市が0.7%のそれぞれ上昇。前年比ではそれぞれ3.1%と4.0%の下落で、ほぼ市場予想に沿った結果となった。
この結果は良くはない。しかし現時点での金市場にとっては中立からやや弱材料。ふたたび1500ドルの攻防戦。
確かに西海岸では下げ止まってますが、これで底打ちとも言えないでしょうね。。
しかし我が国の放射能汚染された土地、および液状化の影響を受けた土地の値段はどう推移してるのか知りたいですね 絶対に報道されないですけど
液状化・・・埋め立て地の物件は気をつけろというのが常識のように語られた時代があったのだけど。。。地盤改良が功を奏し被害のなかったディズニー園内の例もありますが。
東証住宅価格指数は
http://www.tse.or.jp/market/data/homeprice_indices/index.html