計画が伝わっていたインドの金輸入税の引き上げが予想より早く決定、即実施されることになった。これまでの4%から6%に2%引き上げられた。昨年の3月に2%から4%に引き上げられたのでメディアは10ヵ月で2度目と報じている。インドは経常収支の赤字が膨らみ、それを抑えるために民間に金を買ってほしくない。輸入代金で原油に次ぐ2番目に金が入っていて昨年4月に始まる2012年度の12月までの9ヵ月間で380億ドルの金輸入があったとされる。それもあって7-9月期の経常収支の赤字は過去最高のGDP比5.4%、223億ドルに膨れ上がり、そうなると通貨ルピーも売られるという悪循環に。ならば手っ取り早いのは、輸入規制を目的に税金を掛けようと。ところが、昨年に関しては効果はあったが期待したほどではなかった。そこで税率を上げようと。
年始3日に12月のFOMC声明文要旨から金が一時的に急落したが、その際にインドからの買い引き合いが増加し下値を支えたとされた。1月の第1週目だけで40~50トンという話もある。インドの金購入(≒金輸入)には宗教的な背景や慣習があることから、輸入関税での規制強化策では目立った効果(減少)は期待できないとの見方もある。自由化される前のように、去年は密輸が増加したとの話もある。そうしたことは今年も見られるだろう。
年始3日に12月のFOMC声明文要旨から金が一時的に急落したが、その際にインドからの買い引き合いが増加し下値を支えたとされた。1月の第1週目だけで40~50トンという話もある。インドの金購入(≒金輸入)には宗教的な背景や慣習があることから、輸入関税での規制強化策では目立った効果(減少)は期待できないとの見方もある。自由化される前のように、去年は密輸が増加したとの話もある。そうしたことは今年も見られるだろう。
そういえばこれ面白かったです。簡単な英語分かればこれは良いテキストですね
http://www.visualcapitalist.com/portfolio/gold-history-of-gold-part-i