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先週は、都内江東区にある東京ビッグサイトで開かれた第45回東京モーターショーに行ってみた。自動車に興味というより、目的はEV(電気自動車)や自動運転の実用化に向けた動きを実際に見てみたかったからだが、VRゴーグルをつけての自動運転の体験などもしたが、ここから数年内に交通の現場も大きく変わり始め、変革の流れが加速することを実感した。
欧州をはじめ中国やインドなどが、環境問題から電気自動車(EV)の普及拡大に官民一体で取り組み始めているのは報じられているとおりだが、その流れが我々の思う以上に加速する可能性が高まっている。自動車産業の構造を根底から変えてしまうような、大きな流れにつながると思われるのは、異業種からの参入の垣根が低いことがある。
最近のニュースで驚いたのは、家電量販店のヤマダ電機がEV開発に乗りだすという話だった。たしかに理屈では、基幹部分の電動モーターやバッテリーを調達し組み建てれば車は出来る。ダイソンも同じように自動車分野への進出を考えているとされる。考えてみれば開発が急速に進んでいるAI(人工知能)による自動運転は、EVとの親和性が高いと思われ、この点で自動車は家電の範ちゅうに入ることになる。これは実際に見てみないと・・・ということだった。
先月末には、LME(ロンドン金属取引所)が2019年の初頭をメドにバッテリー・メタルとして需要拡大が予想されるリチウムに加えコバルトの上場準備を始めているという話を読んでいたこともあった。加速する産業界の技術革新に沿って注目されるメタルも大きく変わり、上場品目も変わり、商品指数の構成内容、比率の見直しも必要になりそうだ。現在、排ガス浄化触媒に使われているプラチナ、パラジウムの需要の低下は避けられないだろう。
世界中が官民挙げて競って開発に乗り出しているということは、イノベーションのスピードも加速するということで、まだまだ数年はガソリン車の時代・・・などと、のんびり構えていられないということだと思う。この分野に限らず、世の中大きくかわりそうだ。(既に出ているけど)株でも大化け銘柄がどんどん出て来るだろう。おもしろい時代と思う。
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