昨日は、夕刻事務所でミーティング。終わったのが6時半頃で、久々に男性陣のみ3名で食事を兼ねて出たら酒が入り話題はまず足元の問題から各所に飛び、白熱しておもしろかったのだが、河岸を変えたところで1人がワープし(笑)、これは遅くなると自分は途中でドロップ・アウト。早朝のNYのチェックから始めねばならず、仕事上やむなし。しかし、ここの更新はならずということに。金曜日の今日やるべきだったが、今日は今日でイベント日(イエレン講演)で同じか。
さて3月1日の最後に、「3月は利上げナシと読んできたが、利上げへの布石を打ち始めたということのようだ。本日は超ハト派のブレイナード理事の発言内容が個人的には大きな関心事になってきた。そして本日のETFがどう動くかということも」と書いた。
その注目したブレイナード発言は、「世界の状況改善と成長継続を踏まえ早期の利上げの準備が整った」というものだった。この人は、利上げに非常に慎重で、失業率と消費者物価指数(CPI)の間にある伝統的な考え方(フィリップス曲線、失業率の低下⇒物価上昇)について、経済の構造変化により以前のようには物価上昇にはつながらないとして、イエレン議長により慎重なスタンスを取らせた人物と個人的にはみている。民主党支持者で、ヒラリー・クリントンと近しい関係で、おそらくヒラリー政権が誕生していたらアメリカで初めての女性財務長官になっていたと思う。
そのブレイナード理事が、利上げに前向きスタンスを示したことで、利上げは近いと思われる。3月の可能性は市場で一気に高まっているが、確かに3月は射程に入った。しかし3月に“次で上げる”として5月の可能性は残ると思われる。その可能性の有無は、今夜のイエレン講演でということに。
ブレイナード・イエレン両者のここまでの慎重路線が、足元の回復をもたらしていると思う。
この中で金は2日の市場でパウエル理事まで同じような話をして、完全に織り込ませキャンペーン状態になったことから、さすがに先物主導で売られることになった。しかし、興味深いのは3月1日、2日とETFの残高増が見られていること。本日のイエレン、フィッシャー発言と長期金利、ドルの動きに金はどう動くか。その値動きの結果、ETFはどうなるか。
3月の利上げはありそうですね
多くの人はユーロ等の本格的な危機がおこれば
ゴールドが買われると思っています。事実この可能性もあります。
ドルが買われる可能性はないでしょうか?
ドル高ユーロ安に動きますね。ユーロ離脱の可能性が浮上すれば
急激にドル高ユーロ安が起こるのではないでしょうか?
金ではなく米ドル相場が急上昇する可 能性があるのでは。
アメリカは経済指標は絶好調。資金はアメリカに集まります。
ゴールドが買われるようになるのはアメリカ経済に影がさしてからでは。
今回起こるだあろうドル高は株、債権、ゴールドが急落する可能性があります。
東京金はドル高のサポートを得られない。
急激なドル高は第2のリーマンショックが起こる可能性が高いように見えます。
それでも比較優位でドルは買われるものの比較の問題であって、同時に円買いも起きる可能性ありでしょう。単純にユーロドルが売られるので金も安いとはいえないと思います。