米中央銀行組織のFRBがおおむね6週間に1度の割で開くFOMC(連邦公開市場委員会)は言うまでもなく毎回注目されるが、以前なら全会一致で決議をしていた。もちろん以前というのは、グリーンスパン時代だが。直近の10月31日の0.25%の利下げ決定には、カンザス連銀のホーニッグ総裁が利下げに反対を唱えるなど足並みが揃わなくなっている。WSJ(ウォール・ストリート・ジャーナル)が伝えるところによると、クロズナー理事は、これ以上の利下げは必要ないとかなり力強く主張している。その心は、これまでの2回、都合0.75%の引き下げだけで十分な効果があるというもの。まぁ、反対であろうと多数決で決するので、反対者の存在は議長の統率力のなさということにも成りかねず、難しい選択を迫られることになりそうだ。それにしても金市場は12月のFOMCについて連続利下げを読む向きが多いのだが、FRB内部は必ずしも一枚岩ではなくなっているということ。
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GCCが動き出しました。単に景気刺激で利下げという訳にはいかないでしょう。ドルの支柱がまた一つ姿を消しました。最後の買い手はやはり日本なのでしょうか?そして「金」の動きもより難しくなるのかもと思ってます。
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=infoseek_jp&sid=adypWd6to768
FRBは国内経済を優先するのかドルの価値を守るのか?ただ、ドルが暴落すれば経済にもそれなりの影響があるでしょうね。米への資金も随分細くなってます。
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJT805663420071116?feedType=RSS&feedName=marketsNews&rpc=155
一方通行の売り展開にならなかったわ、今の地合いではそうならないんだ、って感じました。
金ETF市場はどうなっているんでしょう。
12月にアメリカが利下げしなかったとしても利下げ打ち止め感は出ないのでは?
厚かましいお願いですが、金価格が調整をつけてコツンが聞こえたら教えて下さいませ!
今朝カーテンを開けると厚い雲間から朝日が昇ってまぶしい、やっぱり昇る朝日の輝きはいい気分です。
金の輝きもいいですが…上野の博物館へ言って「金の茶釜」を見て来ました。ピッカピカ!でした。
FRBは11月15日に472億ドル(5兆2000億円)の資金供給を行いました。これは9.11同時テロ直後の503億ドルに次ぐもの。FRBは8月以来、資金供給をどんどん増やし、11月1日にも410億ドルの供給を実施しているそうです。
欧州も金額こそ少ないが同じような事態になっていて、サブプライム問題の深刻さを物語っています。
ヘッジファンドで成績の悪いところはどんどん吹き飛んでいます。今後、少なくとも中小、場合によっては大手の金融機関の破綻が予想されるというのが、アメリカ経済の現状かと思います。日本の「山一證券」が破綻したときに酷似して来ましたよ。
株式相場は乱高下を繰り返し、3度目の利下げは行われるでしょう。アメリカ政府は、国の根幹の一つ、株式市場を支えるのに精一杯で、庶民を直撃するインフレにまで構っていられません。アメリカの株式市場は日本とは規模が違いますから。