亀井幸一郎の「金がわかれば世界が見える」

マクロな要因が影響を及ぼす金(ゴールド)と金融の世界を毎日ウォッチする男が日常から市場動向まで思うところを書き綴ります。

上海紀行・・・続編2 海外出店

2009年02月15日 19時12分13秒 | トピック
本日2度目の更新。先週2月11日の日経朝刊3ページに「ファミマ、海外店舗、国内上回る、09年度見通し、アジアシフト鮮明に」という見出しで国内大手小売で初めての内外店舗数の逆転について取り上げた記事があった。

人口の頭打ち、そして減少という将来の日本の状況を捉え、中国など成長する地域への出店が増えると予想されているが、ファミマはアジアシフトの先駆的な動きだと。記事によるとファミマの国内店舗数は7400で海外が7300あり、来年度は海外純増数が過去最大の1000店前後となる予定とされる。これでも全店売上の20%強、経常利益の10%弱が海外だという。日本に出店して話題にはなったが成功しなかったフランスのスーパー「カルフール」などは全体の60%強を海外展開だそうで、背景は「自国市場の飽和」としていた。ファミマで意外だったのは、現時点で韓国(約4100)のほうが中国(190)を大きく上回っており、来年度も韓国450店、中国200店強増やす予定という。

ちなみにセブンイレブンは、もともと米国のコンビニをヨーカ堂が国内に導入し、その日本法人が米国親会社を吸収したので、日本国内(1万2000店)より海外店舗(2万3000店)のほうが圧倒的に多い。これは別扱い。

写真は上海市内のファミマだが、最初のころは上海のコンビニでお茶を買って飲んで「なんじゃ!?これは?」状態だった。砂糖が入っており異様に甘いのだ。それっきり買ったことはないが、文化の違いなのか。デート中と思しき若者が、回転すしを食べながらペプシを飲んでたりする。「ユニクロ」や「MUJI(良品計画)」、吉野家、味千拉麺(ラーメン)などよく見かける。

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2 コメント

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日本文化が好まれている (yoshy)
2009-02-16 17:25:53
こんにちは。先生の仰ることは、ここバンコック(昨日まで台北)その他各国でも同じ現象が起こっているようです。つまり、食、小物(文具、家庭用品、服、ETC)、そして,サービス、すべて日本オリジナルが、人々の共感を得ているのです。日本人の美意識で使いやすくて、良いデザインで、実用的なのが良いのです。輸出は,何でも出来るのです。日本ブランドは、世界の良品ブランドなのです。日本のポテンシャルは、世界をリードするでしょう。今後、輸出産業の花形は、サービス業かもしれません。
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阪神久保田 (fairlane)
2009-02-16 21:21:49
壊れてしまいましたね・・・
関節炎とのことですが。

いい素質の中継ぎたくさんいるんだから久保田に90試合も投げさせなくても良かったと思いますが。

先発が問題ですね。ボーグルソンはもったいなかったですね。金村か杉山で回すしかないのでしょうか?

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090216-00000006-ykf-spo
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