日本政府が東京都に4回目の緊急事態宣言を発令した8日のNY市場は、にわかに膨らんだが新型コロナウイルス・デルタ株に対する警戒感もあり、リスクオフ・センチメン支配されることになった。前々日辺りから低下傾向が鮮明になっていた米長期金利が下げ足を速め、NYの早朝の時間帯に瞬間タッチで1.246%と1.25%を割り込む荒れた展開となったことも、景気の先行きに対する懸念を深めさせた。需給要因主導ではあろうが . . . 本文を読む
NY金はいったんは押し戻された1800ドル台を回復して7日の取引を終了。6月16日以来の1800ドル台での引けとなった。
16日というとFOMCの結果発表の当日。当日の終値(清算値)は1861.40ドルだが、これは現地の13時30分時点での価格。結果発表は14時からなので、その内容を織り込んではない。言うまでもなく発表された結果は、メンバーによる金利予測が23年に利上げを2回読むということで、材 . . . 本文を読む
独立記念日の連休明けのNY金は、昨日の更新時には1800ドル台に乗っていたが、NYの昼前から1800ドル割れに売り戻されることになった。終値は10.90ドル高の1794.20ドルでその後の時間外でも1800ドル回復はなかった。しかし7日のアジア時間の午前中盤には1800ドル台を回復し、現在はNYの通常取引開始1時間前の時間帯だが、徐々に水準を切り上げ1807ドル処で推移している。
戻りに関しては . . . 本文を読む
NY市場の独立記念日の連休中の明け6日の金市場。NY金は時間外のアジア時間から買いが先行し、日本時間の昼前には1800ドルに突っかける展開となった。100日移動平均線を突破したことで、午後一には多少の抵抗はあったものの心理的節目の1800ドルを突破し、上値追いはともかく、値動きは軽くなった印象ではある。
実際に本日のNYコメックスの通常取引開始直後に1815.70ドルの約2週間ぶりの高値水準まで . . . 本文を読む
本日のNY市場は、独立記念日の振替休日で休場。
そこで、7月2日「影響は限定的・6月の米雇用統計」に続き、本日午前に「リスクオン環境をもたらした6月米雇用統計」を10分バージョンにて、Podcastにて更新。
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昨日は音声バージョンのみのポッドキャストの更新に時間を要し、このブログの更新を見合わせということに。
さて、新たな四半期がスタートした7月1日のNY金は続伸となった。このところ対ドルでユーロ安が目立っていることから、今日もドル指数(DXY)が上値追いとなっていることから、金は上値を抑えられながらも、1778.80ドル(+5.20ドル)で通常取引を終了。時間外でもそのまま水準を維持した。
朝方 . . . 本文を読む