マクロビオティックな歯医者さんの食と暮らし                   食養塾 無何有庵の日々

無(む)と空(くう)の癒しの時間の中で、心食動息の一つ一つを共に考えていきたいマクロビオティックなスペース。

四季のJ.YAKUZEN 第2回目開催いたしました。

2011年02月18日 23時42分29秒 | マクロビオティック薬膳<神草の慧古>
今日は教室第二弾、夕方から神草の稽古<マクロビオティック薬膳>のクラスを開催いたしました。
今、開催しているのは「薬膳茶」のクラス<四季のJ.YAKUZEN>です。
このクラスは夕方からのスタートなので、できれば希望的観測、妄想で、2時間の予定での(まだ、第2回目で2時間半~3時間くらいかかってしまっていますが・・・^^;)カリキュラムを組んでいる(つもり)ので、薬膳料理ではなくお茶を楽しむクラスにいたしました。
お茶と、軽食を楽しみながら、中医学の理論を学んでいただくという内容です。

先月からスタートし、今回は第2回目。
まだまだ寒さが残る梅春、早春の季節にお役に立てるような薬膳茶と薬膳プラス(軽食)をご用意いたしました。

●ウエルカムティ<姜蜜紫蘇茶>

ちょっと熱っぽいっていう時に、冷蔵庫の中にある素材<生姜>と<紫蘇>を使って、悪寒をなくし、紫蘇の発汗作用により熱を下げてくれるお茶です。
もちろん、熱がなくても、さっぱりと美味しい、なのにカラダがほっこりするというお茶なので、みなさん、美味しいって飲んでくださいました。





写真が暗かったですね(>●薬膳プラス<林檎とブラックベリーのオリエンタルブレッド>

natural food class te-ma主宰で無何有庵専任講師でもある中原あさ先生が作ってくださる薬膳プラスはこの講座の楽しみの一つでもあります。
こちらも季節を意識した配合での軽食となっております。



今回はライ麦がベースのリンゴとブラックベリーと丁字を焼きこんだオリエンタルブレッド。
焼き立てで香ばしくて本当に美味しかったです。

薬膳茶のおまけは、先日東京で仕入れてきた、ジャスミンと千日紅と緑茶の<金元宝>という薬膳茶をご用意いたしました。



これが、お湯の中で広がって、中から千日紅とジャスミンがでてきて、花火のようにきれいです。



●早春の薬膳茶実習<玄米大棗茶>

薬膳茶の実習は、炒った玄米と大棗(なつめ)と塩を煎じたお茶でした。

これが、本当に美味しいんです。
私の大好きな薬膳茶です。
作り方も本当に簡単。
みなさんに、是非作ってほしい一品です。

風寒型の初期の風に効果抜群で、くしゃみや鼻水にいい感じです♪

本当は濾していただくのですが、元来のもったいないおばさんのワタシなので、玄米も大棗もすべて器にそそぎ、スプーンを添えてお出しいたしました。



み~んな、「おいしい~♪」って喜んでいただけてとっても嬉しかったです。

今回は、いろいろな食薬もご用意して、香りを嗅いでいただいたり、食べてみていただいたり、実際に体験をしていただきました。
無何有庵の部屋の中は、薬膳教室らしい香りが立ち込めました。
雰囲気ばっちりでしたね(笑)。


<理論>は■食薬学についてのお話でした。

●概説
●道地産物
●食薬の性能
 1.四気五味(五気六味)
 2.昇降浮沈
 3.帰経
●食薬の応用
 1.配伍
 2.禁忌
 3.剤量
 4.使用方法


時間の関係上、炮製については次回にお話をゆずりました。

薬膳、楽しんでいただけましたでしょうか?



次回のご案内。

3月18日(金)
   ウエルカムティ<桑菊茶>
   春の薬膳茶実習<菊花薄荷茶>
   薬膳プラス<枸杞子と胡麻の薬膳馬拉糕>

春の薬膳メニューは、目にいい、肝に効く内容です。
お気軽にご参加くださいませ。

お申し込みは、松見歯科診療所 087-881-2323 メディカルコンシェルジュ加藤まで。




















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