リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

バロック音楽の旅15講座第3回コンサート

2022年11月13日 22時29分06秒 | 音楽系
今日はバロック音楽の旅15講座の第3回目、チェンバロの杉浦道子さんをお迎えしてのコンサートでした。

昨日はとても天気がよかったのですが、今日は天気予報の通り午前中から雨でした。ただ会場のくわなメディアライヴ1F時のホールは小さな多目的ホールながら、きちんと搬入出口を備えていますので、雨が降っていても楽器の搬入出には全く問題がありません。今日は雨が降っていても気温は比較的高めという予報でしたが、その通りでしたので暖房は入れる必要がなく室温も安定していましたのでチェンバロの調律に関しては問題は少なかったと思います。



コンサートのプログラムは以下の通りです。バッハ親子の作品とラモーの作品で構成して頂きました。


ヨハン・セバスチャン・バッハ (1685 - 1750)/6つの小前奏曲BWV933-938
ハ長調、ハ短調、ニ短調、ニ長調、ホ長調、ホ短調

ヨハン・クリスティアン・バッハ (1735-1782 )/ソナタ変ホ長調Op. 5-4
アレグロ - アレグレット(ロンド)

------------------------------ 休憩 ---------------------------------

ジャン=フィリップ・ラモー (1683-1764)/新クラヴサン組曲より
ファンファリネット(小さなファンファーレ)、めんどり、
未開人、エンハーモニック、エジプトの女
メヌエットⅠ、Ⅱ
ガヴォットと6つのドゥーブル


途中に簡単なトークを入れながら進めています。

杉浦さんの美しい演奏にみなさんうっとりでした。そしてチェンバロという楽器にもすごく興味がある方が多く、開演前から写真を撮る方もいらっしゃいました。終演後も杉浦さんに質問される方が大勢いらっしゃいました。

次回第4回講座は12月11日。フラウト・トラヴェルソとリコーダーの国枝俊太郎さんと私とでデュエットです。この講座は6回シリーズですが、途中からの参加もできますので、興味のある方はぜひお越し下さい。