リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

How great thou art (チェロアンサンブル版)ライブ!

2022年11月14日 11時51分02秒 | 音楽系
アメリカ・カリフォルニア州のロマ・リンダにあるロマ・リンダ大学教会の礼拝で、孫が通っているチェロ教室の皆さんの演奏がありました。


会員数では、約6,400人の会員を擁する世界最大のアドベンチスト教会です。

曲目は、フレンチ・フォークソング、見よ勝者は帰る、賛美歌「輝く日を仰ぐとき」を演奏しました。最後の賛美歌(英語題How great thou art)は私の編曲によるものです。チェロ教室の先生に頼まれてチェロ5部(チェロ1~チェロ5)で編曲をしました。

先生からは全くの初心者でも弾けるパートも用意してほしいとのことでしたので、左手を使わず開放弦だけで弾けるパート(チェロ5)も作ってあります。でもこれはなかなか大変な作業でした。まず調性はニ長調一択ですね。

子供たちにとって音自体はシンプルでも、ポリフォニックに各声部が動きますので、チェロ5であってもタイミングが難しくかなり練習を積んだと先生は仰っていました。ではその成果を聴いてみましょう。

How great thou art (cello ensemble)
背中が弾き振りをしているJim先生です。画面左のスクリーンにときどき左手を使わないチェロ5の子も映ります。ウチの孫の顔をチラッと・・・

このチェロ教室の子供用には「となりのトトロ」(四重奏)、「彼こそが海賊」(二重奏)(パイレーツ・オブ・カリビアンの音楽)も編曲しています。トトロは来年の春に演奏してもらえそうです。パイレーツは今年のクリスマスコンサートで先生と上手な生徒とで演奏するといいんじゃないでしょうか。まぁ向こうさんの都合もあるでしょうけど。