リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

海外送金はwiseに

2023年05月22日 20時33分33秒 | 日々のこと
ちょっとした用で外国に1万円ほど送金することになりましたが、今回初めて wise.com を使ってみました。実はこの送金サイト、人には宣伝しておきながら自分ではまだ使ったことがありませんでした。

サイトにアクセスすると、他のいろんなサイトと同様まずアカウントを作ります。でもさすが送金を扱っているだけにとても厳密、いいかえればメンドクサかったです。

マイナカードを撮影したり、向こうから送られてくる4桁のコードを紙に手書きして、それを持っている姿の写真撮って送付したり、マイナカードを斜めから撮影したり・・・このあとまた2段階認証をするわけですからもう大丈夫でしょう!

手数料は極めて少額で今回の場合174円でした。これは感動的な安さです。私が海外送金を始めてしたのは、50年くらい前、大英博物館宛てでした。その頃の送金書類を見てみますと(一応ちゃんと持っています)1500円のマイクロフィルム代を送るのに送料400円が必要でした。この当時は郵便為替を相手に送付していました。

郵便為替の時代から30年くらいして、郵便局から相手の銀行口座宛に送るようになりました。これはもっと前からできるようになっていたのかも分かりませんが、ある時以降から口座宛送金を郵便局で勧められて、それ以降わりと最近までそうの方法を使っていました。

2018年にゆうちょ銀行から国際送金の料金改訂の案内を頂きました。それには、料金がこれからは倍くらいに値上げしますが、ネットで「ゆうちょダイレクト国際送金」での申し込みであれば一律2000円になります、とありました。今までは2500円でしたのでネットのゆうちょダイレクトなら500円安くなるということです。これならもう窓口で書類を書いて送る式の送金は誰もしません。

ゆうちょダイレクトでもなんか得した気分になっていましたが、ここにきてwise.comです。ここを使うのは確かに名前のとおりwiseです。手数料が十分の一以下ですから。それに早いし、さらに送金手続きの進捗をネットで見ることができます。今回送金の手続きをしたのが21日の未明でwise.comと送付先銀行から着金の案内が届いたのが今日22日の11時です。大英博物館に送った頃と隔世の感があります。