リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

リサイタルの曲目

2023年06月25日 11時27分50秒 | 音楽系
来年の3月17日(日)にリサイタルを予定していますが、曲目についてはまだ少し迷いがあります。当初は、「音楽の父と母」というタイトルで何回もコンサートをしてきた影響があってか、バッハとヘンデルで固めようかとおもっていましたが、やはりヴァイスも入れないと、と考え始めると「音楽の父と母」ではなくなってしまいます。まぁ別にそれにこだわらなくてもいいのですけどね。

ヴァイスを入れるとすると、まだリサイタルでは弾いていない曲が何曲かあって、ソナタ39番ハ長調とか42番イ短調あたりがギャラントな感じもありいかにも後期の大作という感じでいいかも。

となってくるともう一人別の作曲家を入れた方がいいかもしれません。前回のリサイタルはガロ、ムートンからコハウトのコンチェルトまで演奏する網羅型でしたが今回はドイツのものに絞っていきたいと思っています。となるとロイスナー、ビットナー、ロジー伯あたりか。でもちょっと小粒な感じもします。フローベルガーとかブックステフーデのアレンジの方がいいかも知れません。

バッハも何で行こうかしら?997は新しいアーチリュートが完成したらアーチリュートで是非演奏したいので、次回にとっておきましょう。難物の996は私の場合一音上げてシャープ3つの嬰ヘ短調で演奏しますので、それ以外の曲が限定されます。これももう少し後ですね。チェロ組曲は全曲リサイタルで取り上げたので、今度はヴァイオリンの方です。

1001と1002は部分的にリサイタルで取り上げましたので、1003-1006ですが、気持ち的には1003のイ短調ソナタに傾いています。この曲は結構自然な形で演奏できます。

あと、遅刻してくるお客様と演奏側としては指ならしも兼ねて短い曲を冒頭に弾くようにしています。いきなりソナタ39番では遅刻した方は前半は聴けなくなってしまいます。この「つかみ」もさらに兼ねた曲は何にしましょうか。

もうぼちぼち確定して仕上げていかないといけませんですね。