ここ2、3日の霜で紅葉が落ちてしまいました。
長野牧場の銀杏も、地面を黄色に染めていました。
あらー、桜の紅葉も見ないうちに無くなっているではありませんか。
でも1年に2度咲く桜は葉は落ちても花は咲いています。
ここしばらく心が揺れていたのは、「不動産コンサルティングマスター」の更新をするかどうかということ。
平成6年に取得してから、5年毎に更新してきたけれど、このコロナ禍で更新要件の講義の受講ができなくなって。
当然ネットでの講義も開催されたけど、意欲も後退。
もういいかなあーと。
この資格がなくても、宅建の資格があれば仕事はできるから。
不動産のコンサルティングで、報酬をもらうのはむずかしい。
知識をお金に変えるのはねえ。
そうみんなサービスになっちゃうのね。
それで会社の仕事に貢献してきたのだけれど。
昭和56年に宅建の資格を社長命令で取得したものの、不動産の仕事は右も左も分からなくて、業界の通信教育で勉強した後、
不動産コンサルタントの資格に辿り着いたのね。
その1回目の試験、平成5年だったかしら。
どんな程度の問題が出されるのかも分からず、この時ばかりは猛勉強。
毎晩テキスト100ページをノルマにしたけれど、何回読んでも新鮮なところが出てきて。
それでも、日経新聞を読んで理解できる自分に驚いたから、頑張ったのだわね。
しかし、この資格なかなかす国家資格にならなくて。
勉強仲間と、賽の河原で仕事するようになっちゃうわね、なんて話した記憶も。
国家資格になると、仕事に影響がでる職種があって、五族と呼ばれる業界の反対で、いまでもダメ。
国家資格になるには、議員さんに動いてもらわねばならないから、そのためには毎年献金が必要で。
その金額はこの位と聞いたけど、当初は合格者も多くないからね。
この資格を取得したことよりも、勉強を続ける中で得た友人たちがどれほど仕事に役だったか。
不動産の仕事は1件1件同じ物はなく、事情も背景もさまざま。
権利関係や法律関係もどうやったらいいのと悩む時、友人たちは私をコンサルしてくれた。
もう更新しないわ、と言う私に、年上の友人は何を言っているのよと、いつも背中を押してくれたけど。
もういいかなあー。
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