トルコの旅8・・・・・コンヤへ

2011年06月21日 | 
 カッパドキア(ネフシェヒル)からコンヤを目指す。出発が早いので、起床も5時台体力勝負が続きます。

 シルクロードを走ります。たしかシルクロードは1本ではなかったはずですが・・・・教科書見ていません。

 住宅には太陽熱温水器とともに煙突が目立ちます、というか煙突が必ず衛星放送のアンテナと共に。石炭を燃やしているのですね。こんな季節ですが、石炭を積んだトラック見かけました。見れたというば、トラックに積まれた牛や茶色い鶏や、野菜を積んだりと本当にローカルそのものです。

 キャラバン隊の休憩地は25kmおき位にあったものらしい。シルクロードは物だけでなく文化も運んだのだとガイド氏の言葉に納得。一番大きいという隊商宿をみて思う。高い天井、日本にはない感覚、石の文化と言ってしまえば゛それまでだけど、根本的に違う、国民性というのか、民族の違いをひしひしと感じるのだった。

 こんな建物が13世紀にあったなんて・・・・・我が国の歴史を思い出しつつ感慨にふけったのです。

 この隊商宿3泊までは只だったとか。そんなシステムがあって・・・・まあ税金が徴収できたんでしょうが、軍人も入れて隊商を保護していたのでしょう。

 さすがに建物はオリジナルと修復が混在していますが、いまでも当時の名残がバッチリと見えます。太い柱やアーチにその頃の建物の技術を垣間見るのです。

 14mもの高い屋根の建物は真夏のような暑い日でしたが、中はひんやりしていました。冬はどうだったのでしょうか。後世になって火がたかれたとかで、煤けていました。

 そこからまたシルクロードを走りました。私たちがこのシロクロードを歩く最大の楽々隊にちがいないと思いつつ。

 このあたりで芽が出始めたもろこし畑を初めて見ました。アカシアの花が満開です。いったんは見えなくなったあざみの花が道端に見えるようになりました。見渡す限りの地平線・・・・山国生まれには、なんと感動をあたえるのでしょう。満州に開拓団で言った叔父の言葉を思い出していました。

 でもこの大地草原が多いのです。何も植えられていない土地を見ます。地方の過疎化の象徴なのかもしれません。

 コンヤへ80㎞と標識がでました。町々にはモスクがいくつか見られます。モスクには塔が建っているのですぐわかります。 町近くで畑に出ている女性が見られるようになりました。スイカを売っています。

 ガイド氏はきたろうの「シルクロード」を流してくれました。お昼寝の時間です。

 道路は最近できたのでしょうか、街路樹は最近植えられたばかりです。干草を積んだ車も見かけます。その街路樹にタンクローリーで水をくれています。

 道端に定期的に現れる真四角の建物は変電所なのでしょうか、あれだけの送電線で間に合う程度の電気需要なのだと、これからどんどん発展余地がありそうな若い国に羨望をおぼえてしまうのです。

 ヨーロッパに追いつき追い越せでしょうか。今医療も年金も教育にも何の心配もない国です・・・・今最高にいい時代を生きています。

 私見ですが、この10年間に伸びた産業の一つは太陽熱温水器であっただろうと想像してしまうのです。

                       依田美恵子

軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家


【 中島木材のホームページは こちら


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