Pの世界  沖縄・浜松・東京・バリ

もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

ふっくらと輝くご飯

2008年03月02日 | 家・わたくしごと
 わが家では、テレビが壊れる前に、実は9年使用した炊飯ジャーの雲行きが怪しくなっていた。ご飯が炊けなくなるのは一大事ということで、今から3ヶ月前に新しい炊飯ジャーを購入したのだが、雲行きが怪しいまま、とりあえずはご飯がたけるので3ヶ月古いものを使い続けて、新しい炊飯ジャーは箱に入れたまま大事に保管されていた。運がいいのか悪いのか、その後もいっこうに古い炊飯ジャーは壊れずにいたのだが、それでは新しいものの出番がいつになっても来ないのである。もう3月になったので、「古い炊飯ジャーは引退」ということで、昨晩かみさんは新しい炊飯ジャーを古いものと取り替えたのだった。
 さて、朝から私はソワソワである。新しい炊飯ジャーではどんなに美味しい米が炊けるのか楽しみで仕方ない。朝起きてきたかみさんに「今日は新しい炊飯器でご飯を炊くんだよね」と確認する。するとまた冷たい答えが返ってくる。「今日とは限らない」というのである。せっかくあるのにそりゃないよ。後で聞くことによれば、「豆ご飯」があったのでそれを食べなくなくてはならないということだったらしいのだが、あんまり私がしつこく「楽しみだ」と繰り返すので、豆ご飯はあきらめて冷凍したらしい。
 そして、今晩は新しい炊飯ジャーで炊いたご飯を食べることになったのである。最初に炊けたジャーのふたを開け、ご飯をよそうのは私の仕事である。開けたときのまあ、香りのいいこと。それに見た目もきらきら光っているのである。まずはよそったご飯を一口食べてみる。旨いではないか!この1週間の間にわが家は液晶テレビに加えて、炊飯ジャーまで新しくなり、なんというか、もうブルジョア生活満喫である。