Pの世界  沖縄・浜松・東京・バリ

もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

ワヤンのお稽古

2008年03月28日 | 東京
 先週にワヤンの大きな舞台が終わったばかりだが、今週の日曜日には演目の違うワヤンを東京で上演する。こんなに続けざまにワヤンの上演があるのは久しぶりである。
 バリのダランであれば、違う演目を毎晩のように変えながら上演できるが、私には大事業である。演目は前回はラマヤナだったものが、今回はマハバラタ。登場人物も背景もすべて異なるのだ。22日の公演のために半年ほど前から古典文学を読み返し、相当に自分なりに消化したのだが、今回はその内容はまったく役にたたないのだから。
 今日は一日、部屋にこもって頭をラマヤナからマハバラタに変えるお稽古をする。おかげで、一日、ちゃぶ台のような小さいな机の前に胡坐をかいて、一歩も外に出ないまま日が暮れてしまった。しかし、まだまだである。1日くらいではうまくいかない。
 本番は明後日。明日はガムラン演奏者との稽古。全体像のイメージがやっとまとまってきた状態だ。明日も今日と似た生活パターンを送らざるをえまい。それは、まあいいとして、ダイエット中の私がこんなに動かないと、沖縄に戻って体重計に乗って「えー?どうしてー?」と叫ぶのが目に見えている・・・。