Pの世界  沖縄・浜松・東京・バリ

もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

はじめてのワヤン

2008年03月20日 | 家・わたくしごと
 息子が私のワヤンの練習をはじめて見に来た。しばらくすると、上演している側でなく陰の側に回り、一人で影絵にかぶりつきで見ていたらしい。私は操っている側なのでそんな息子の姿は見えなかったのだが。
 練習が終っても、壁に向かって人形と矢を一生懸命操っている。どのように影絵に映った人形が矢を放っていたのかがわからないらしい。私は子どもをスクリーンの前に手招きした。たいていは大勢の前だと恥ずかしがってそんなところにやってこない息子が、なぜか抵抗なくそこにちょこりと座ってスクリーンに向かった。
 「ほら、ここを持ってね」と教えると素直に聞いて、一生懸命に人形の矢を放とうとする。そして何回か繰り返すうちに誰かの「矢が飛んでいるように見えるよ」という声が聞こえた。その瞬間、息子は満面の喜びを顔に浮かべた。君も僕にようにダランになるかい?


オランダ風ワッフル

2008年03月20日 | 東京
 今回、東京で見つけた最高のおみやげは、写真の「オランダ風ワッフル(ストロープワッフル)」である。堅く焼いた薄い二枚のワッフルの間にキャラメルが挟まれているというオランダのお菓子だ。
 オランダで生活していたとき、このお菓子の存在を知った。スーパーの中のパン屋で、クッキーかと思って買ったのがその最初である。とにかく美味しい。カロリーが高いと思っていても、すぐ1枚、2枚と続けざまに胃の中に納まってしまう。これにはまってしまった暁には、このワッフルが発祥したといわれるチーズで有名なホーダ(ゴーダ)という町まで出かけ、そこで焼きたてのワッフルを屋台で食べたことまである。出来立ての熱いワッフルは、まだやわらかく、しっとりしている。
 沖縄に戻ってから日本で見かけることはなかったが、オランダからの輸入品としてアメ横で発見したのである。これは感動であり、二枚入りの小袋と、八枚入りの大きなものを買う。さっそく店を出た瞬時に、二枚入りを開けて、ワッフルを齧ってみる。
 「旨い!」いやいや、もうダイエットなんてなんのその・・・。御徒町駅につくまでには二枚はもう私のお腹の中に納まったのであった。ちなみに八枚入りのワッフルはまだ冷蔵庫の中である。さてさて、いつ食べようかな?