Pの世界  沖縄・浜松・東京・バリ

もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

ワヤンの通し稽古

2008年03月21日 | 大学
 明日はワヤンの舞台なので、今日は朝から舞台の仕込み、夜は通し稽古だった。
 それにしても、多くのスタッフに恵まれて舞台準備が整った。今回はホリゾントにワヤンのストーリーと関係を持たせた映像を大きく写すことにしたのだ。始めての試みである。やはりホールでやるのだから、外とは違う方法で演出してみようということになったのである。
 しかし何はともあれ、もっとも大切なことは私が演奏者との約束通りワヤンを上演することである。いやいや、それを考えるとなかなか頭が痛い。それにしても10ヶ月練習してきた学生達のワヤン初舞台である。どちらかといえば自分が上演することより、そちらの方はずっと嬉しい。これこそ教師冥利につきるのだ。もちろん、こんな舞台でワヤンができることは、役者冥利(あらゆる登場人物を操る私は、すべての役の役者である)にも尽きるのであるが。