Pの世界  沖縄・浜松・東京・バリ

もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

クワガタ発見

2011年08月13日 | 東京
 玉川上水はまだまだカブトムシの宝庫です。でもクワガタとなるとその数はだいぶ減った気がします。実は、一昨日の夜、中学三年生の息子とクワガタ採りに行きました。といってもその目的は以前と違って、クワガタがいること、玉川上水の自然の営みを自分たちの目で確認したいという目的です。その夜、木にとまって樹液をなめるカブトムシはたくさん見つけましたが、クワガタの姿を見ることはありませんでした。なんだか帰り際、息子と二人で、クワガタが減っていく玉川上水の自然の姿を嘆きながら帰ったのです。
 ところが昨日、息子と二人で出かけた帰り、玉川上水の散歩道を歩きながら息子が大きな声で「クワガタがいるよ」と大きな声を出すのです。確かに大きなクヌギの木からわずかに出ている樹液を求めて、ノコギリクワガタのつがいが樹液を吸っています。
 私はこれを見て思いました。「まだまだ、玉川上水の自然も捨てたもんじゃない」
 東京の都下でクワガタの住む森が広がる場所。本当に素敵な場所で育ったと思いますし、今もなお、この場所があり続けることのありがたさを感じました。息子もきっと安心したのだと思います。「お父さん、クワガタがいてよかったね。」という息子の言葉は、きっと私の同じように、変わりゆく東京都下の自然の中で、今なお自然の豊かさを感じられたある種の「安堵」の言葉だったのだと思います。

柿の葉ずしーー2011夏休み(2)

2011年08月13日 | 
 せっかく金沢に来たのだから、普通の弁当よりも、名物を食べようということで、電車に乗る前に柿の葉ずしを買った。たぶん保存がきく寿司としてつくられた食べ物が名物になったのだろう。だいたい旅行に来ると朝食をしっかり食べるので、柿の葉ずしを二つ食べるくらいで十分な量である。
 この柿の葉ずしの食べ方であるが、決して二つに分けて食べようと思うべからず。私は漬物をのせた種類の寿司を選んだのだが、漬物は簡単に二つに切れないなので、ご飯だけ半分のこって、のせられたネタは、なくなってしまう。ということは、結果的にご飯だけが半分残ってしまうのだ。
 ということで、一気に柿の葉ずしをほおばろう。でも、それはそれで結構な量なので、手元にお茶を用意しよう。今後、この寿司の改良の余地があるならば、具を二つにはじめからわけて、柿の葉にくるむべきである。寿司の常識をくつがえそう!