玉川上水はまだまだカブトムシの宝庫です。でもクワガタとなるとその数はだいぶ減った気がします。実は、一昨日の夜、中学三年生の息子とクワガタ採りに行きました。といってもその目的は以前と違って、クワガタがいること、玉川上水の自然の営みを自分たちの目で確認したいという目的です。その夜、木にとまって樹液をなめるカブトムシはたくさん見つけましたが、クワガタの姿を見ることはありませんでした。なんだか帰り際、息子と二人で、クワガタが減っていく玉川上水の自然の姿を嘆きながら帰ったのです。
ところが昨日、息子と二人で出かけた帰り、玉川上水の散歩道を歩きながら息子が大きな声で「クワガタがいるよ」と大きな声を出すのです。確かに大きなクヌギの木からわずかに出ている樹液を求めて、ノコギリクワガタのつがいが樹液を吸っています。
私はこれを見て思いました。「まだまだ、玉川上水の自然も捨てたもんじゃない」
東京の都下でクワガタの住む森が広がる場所。本当に素敵な場所で育ったと思いますし、今もなお、この場所があり続けることのありがたさを感じました。息子もきっと安心したのだと思います。「お父さん、クワガタがいてよかったね。」という息子の言葉は、きっと私の同じように、変わりゆく東京都下の自然の中で、今なお自然の豊かさを感じられたある種の「安堵」の言葉だったのだと思います。
ところが昨日、息子と二人で出かけた帰り、玉川上水の散歩道を歩きながら息子が大きな声で「クワガタがいるよ」と大きな声を出すのです。確かに大きなクヌギの木からわずかに出ている樹液を求めて、ノコギリクワガタのつがいが樹液を吸っています。
私はこれを見て思いました。「まだまだ、玉川上水の自然も捨てたもんじゃない」
東京の都下でクワガタの住む森が広がる場所。本当に素敵な場所で育ったと思いますし、今もなお、この場所があり続けることのありがたさを感じました。息子もきっと安心したのだと思います。「お父さん、クワガタがいてよかったね。」という息子の言葉は、きっと私の同じように、変わりゆく東京都下の自然の中で、今なお自然の豊かさを感じられたある種の「安堵」の言葉だったのだと思います。