Pの世界  沖縄・浜松・東京・バリ

もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

ご褒美

2012年08月26日 | バリ
 昨日は朝から遠方まで調査に出かけ、ほぼ一日仕事だった。車の振動で首のヘルニアが痛くなり、痛み止めの薬を塗りながら午後を過ごした。それでも昨日の調査は無事に終えたので夜はU君の歓迎会と称して、自分へのご褒美会となる。
 やっぱり最後はスウィーツである。何度か言ったカフェに入りケーキを選ぶ。
店員「あのさ、このチョコレートケーキ、無茶甘いよ。日本人はみんな甘すぎるっていうんだよ。」
 なんで食べる前からそんな売ることに消極的なわけさ。こっちはこのチョコレートケーキ食べに来てんだけど。
P「大丈夫。大丈夫。チョコ大好きだからいけるよ。」
 確かに甘い。言われたように無茶甘い。でもケーキに添えてある生クリームにほとんど甘味がないので、それと一緒だとなんともさわやかな味になるのだ。
 まずもって、日本ではこんな店に入ることはない。一人でこんな店、入れるはずないじゃん。だいたい浜松だったら、学生がバイトしてるよ。
 ちなみにしょっちゅう僕の息子と間違えられるU君は、そんなチョコレートケーキを避けて、無難にキャロットケーキを注文していたのだった。
「君ね、少しチェレンジ精神が足りないよ。」
 いやいや、彼の方がずっと「大人」なのである。