Pの世界  沖縄・浜松・東京・バリ

もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

みんなでランチ

2012年11月01日 | 那覇、沖縄

 白熱した授業の合間に博士課程の学生たちとちょっと贅沢ランチ。ソーキ汁定食です。いつも研究室で一人ランチなのでたまに大勢のランチは新鮮。修士課程からの付き合いの学生たちが多いので、「ゆんたく」に花が咲きました。午後も授業なのに、いかん、いかん。
  明日は初めての観客として大学の芸術祭で演奏する沖縄のバリ・ガムラングループの演奏に向かい合います。なんだか不思議な気がして実感がわかない…。演奏するより緊張しそうだけれど、ちょっぴり味わってみたい感覚。


沖縄との「距離」

2012年11月01日 | 家・わたくしごと

 3月に浜松に引っ越してからもたびたび沖縄には戻っていましたが、まだ心のスイッチの切り替えがきかなくて、浜松、沖縄がどっちつかずの状態で、自分の居場所を見いだすことが難しい時間が続いていました。そんな不安はしばしば夢に現れていたのです。
 夏も過ぎて、秋も深まった11月に沖縄を訪れた今、そんなスイッチは、数カ月前が嘘だったようにスムーズに切り替わり、ぼくはアウトサイダーとして沖縄を新鮮に感じられることができるようになったと思います。「やまとぅんちゅ(大和人)」ですから、ある意味、沖縄に住んだ十数年間だってアウトサーダーであり続けていましたが、今はもう「一時だけ沖縄を訪れる観光客」のような新鮮な「まなざし」で沖縄を眺望できるようになった気がするのです。
 沖縄の人々から見れば「他人行儀」と思われるかもしれません。でも、私の沖縄に対する想いは、これまでと全く変わらないばかりか、より強まったのではないかと思うほどです。距離が離れるから増していく愛情ってあると思います。私が生きている限り、沖縄との「遠距離恋愛」は続くはずです。決して「別れ」が訪れることのない「遠距離」です。ぼくはこの数日、そんな「沖縄」に寄り添って、たくさんの人々と幸せな時間を過ごします。