夏には朝早くから燦々と朝日が部屋の中まで差し込んで、カーテンを閉め忘れもしたら朝5時すぎには太陽の光が眩しくて目が覚めたほどなのに、晩秋の6時はまだ朝焼けが始まる時間。それに太陽が南に移動して、アクトタワーの裏側から昇るようになったから、ちっとも朝日が差し込まないのです。あんなに「暑い、暑い」って嫌っていた朝日が待ち遠しい。冷たい暖炉の前で手をさすりながら、火を待ちわびる子どもみたいに、赤く染まり始めた東の地平線を眺めます。
昨晩ははじめて他のゼミの飲み会に誘われて、学生たちと授業以外で接しました。数人を除いてほぼ知らないメンバーの中で、いったいどのような境遇に置かれ、切り抜けられるかどうか心細くてしかたがなかったけれどなんとか最後まで乗り切りました。5分も歩けば到着する家に戻ってから、別に酔っていたわけではないけれど、倒れ込むように眠りました。
こんなに疲れて、周りに気を遣わせるのは、いろいろと自分の努力が足りないせいなんでしょうね。朝起きてそんなことを考え始めたら無性に切なくなりました。前向け、前向けと心の中で叫んでみても歯止めがきかず。やっぱり、暗くて寒いからなのでしょう。そう、すべてはそのせいに決まっています……。
昨晩ははじめて他のゼミの飲み会に誘われて、学生たちと授業以外で接しました。数人を除いてほぼ知らないメンバーの中で、いったいどのような境遇に置かれ、切り抜けられるかどうか心細くてしかたがなかったけれどなんとか最後まで乗り切りました。5分も歩けば到着する家に戻ってから、別に酔っていたわけではないけれど、倒れ込むように眠りました。
こんなに疲れて、周りに気を遣わせるのは、いろいろと自分の努力が足りないせいなんでしょうね。朝起きてそんなことを考え始めたら無性に切なくなりました。前向け、前向けと心の中で叫んでみても歯止めがきかず。やっぱり、暗くて寒いからなのでしょう。そう、すべてはそのせいに決まっています……。