トリからキノコ 自然見て歩き

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自然の中が心地よい

ヒトツバタゴの実

2015-12-01 | 樹木 草花


あっという間に今日から12月 師走
12月は年末で忙しく師匠の僧がお経をあげる為東西を馳せる月と解釈する「師馳す(しはす)」という説が一般的 また「一年の最後に為し終える」よ言う意味の「為果つ(しはつ)」からという説もある

ヒトツバタゴはモクセイ科ヒトツバタゴ属の落葉高木樹 高さ30mにもなる
ヒトツバタゴ属はアジアに2種 北アメリカに1種ある
めずらしい樹なので別名ナンジャモンジャと呼ばれた
タゴとはトネリコ(モクセイ科の日本固有種)のことで 葉が単葉なので一ッ葉の名が付いた

雌雄別株で5月に新枝の先に円錐花序をだし 白い花を多数つける
花冠は4深裂し裂片は2㎝程の線状倒披針形
果実は核果で1㎝程の楕円形 秋に黒く熟す ほんのりと甘い

5月の花の写真