
新宿御苑でスイセンとペーパーホワイトが真っ盛り
二つが混じらないように手入れしているのだがなかなか難しいという
スイセン(水仙)は中国名の水仙を音読みしたもの
水にいる仙人のことだそうだ
地中海沿岸の原産で古い時代に中国経由で入ってきたもの
本州の関東以西 四国 九州の海岸に野生化している
園芸種も多く八重咲き 花被片が黄色のもの 副花冠が白いもの大きいもの小さいもの等その他いろいろある
茎は黒い外皮に包まれて地中にある鱗茎
葉は秋に伸びだし線形で時計回りに捩じれているものがある
葉の中心から花茎をのばし5個ほどの花を横向きに咲かせる
花びらは外側3枚が萼 内側3枚が花弁
スイセンでは少しクリームがかった色で ペーパーホワイトは紙質の感じのする白色
中央の筒状の部分が副花冠でスイセンでは黄色 ペーパーホワイトでは白い
全草毒草で特に根茎に毒成分が多い
リコリンという成分で10gが致死量という
葉をニラと間違えて食べ中毒した例もあるという