リョウブの冬芽が面白い形になっている
2枚の芽鱗に包まれているのだが 子の芽鱗は剥がれやすく早くに落ちて裸芽になる
芽鱗が外れかけた冬芽は陣笠を被ったよう
リョウブ科の落葉小高木 10mほどになる
リョウブ科はリョウブ属のみからなる小さな科で日本に自生するのはリョウブ1種のみ
樹皮は茶褐色で不規則な薄片になって剥がれ落ち まだら模様になる
新芽や若葉は山菜として利用されてんぷらや混ぜご飯が美味しい
古代から救荒植物として利用されていた
リョウブ(令法)の名は かって救荒用に植樹を勧める令法が出されたためとも言われる