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クチナシの実

2017-12-12 | 樹木 草花


クチナシの名前は果実に裂け目がないので「口無」の名が付いたと言う説がある

林縁などに生える落葉低木 高さ1~2m
花は6~7月に咲き 枝先に芳香のある白い花を付ける
3大芳香樹の一つと言われ 香料に使われる

果実は肉質の液果 3cmほどの楕円形で5~7稜あり先端に萼片が残る
11~12月に橙色に熟す
なかに多数の種子があり 種子は約4mmの扁平な卵形をしている

果実は黄色の染料にされる 無毒なので栗 きんとん たくあんなど食品の着色にも使われる
良く熟した実を干して粉末にし卵白を加え 練り上げたものを患部に貼るとはれもの 打撲 腰の痛みに効く