落葉性のシダの一種
山地林内 山麓原野に大小の群落を作り自生している
古い葉柄が重なった根茎は地中にまっすぐ伸び そこから地下枝が伸び次々と株を作る
春には根茎から先を渦巻き状に巻いた若芽が出て成長すると大きく開く
葉の長さは1mほどにもなり鮮緑色で 30対以上の羽片をびっしり付ける
この葉は栄養葉で光合成をする
秋になると栄養葉より短い胞子葉が出る 胞子葉の羽片は筒状になり緑から褐色に変わる
クサソテツの新芽をコゴミと言って山菜として有名
硬く巻いた若芽を摘み取る 葉が開いても芽先の巻いた部分は食べられる
癖が無く各種和え物 おしたしや天ぷら 油いためが美味しい