特異的にツバキの落花落葉に出てくるキノコ 漢字で書けば椿菌核茶碗茸
椿の花の頃 前の年に落ちた花に作られた菌核から生じたキノコ
胞子が新たに落ちたツバキに付き晩秋に菌核となる
菌核は菌糸が集まって塊りになったもの
大きさは1cm以下ほどで小型のキノコ 傘の下に細長いひも状の柄があり 地中に伸びて米粒大の菌核につながっている
頭部が子のう盤で上面に胞子が作られる部分の子実層がある
成熟した子のう盤では胞子の噴出が観察される
幼時はワイングラス型から茶碗型になり ついには中央がヘソ状に窪む皿型となる
色は淡黄土褐色 肉は軟骨質で脆い
椿の花びらを脇に置いて写真撮ったがわざとらしいかも・・