アカボシゴマダラとカナブンが樹液に集まってお食事中
アカボシゴマダラ:
東京周辺で増えていて良く見られる個体は外来種と言われる
1998年に藤沢で記録されて以来分布を拡大して南関東を中心に定着している
中国から人為的に持ち込まれたもの
日本産は奄美大島周辺に限って分布している
幼虫で越冬して5月頃から見られる
食草はエノキ 市街地の孤立木や幼木も利用することから適応力は高い
日中樹上や林縁を緩やかに飛び 葉上に良く止まる
樹液や腐果などで吸汁し 路上で吸水も行う
吸汁する口吻は長く伸び 色は黄色がかって以外に太さがあった
カナブン:
卵は朽ち木の中に産み付けられ イモムシ型の幼虫で越冬して成虫は7~8月に現れる
体色はメタリックに輝き 銅色から暗緑色まで変化がある
クヌギ ナラ類の樹液を食べる
口は大あごが短くブラシ状の毛が密生していて 樹液を取り込みやすい構造になっている