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ハコネウツギ

2019-06-09 | 樹木 草花


赤 ピンク 白と様々な色彩の花を付けたハコネウツギ
箱根の低地に自生しているハコネウツギ
汐風に強いので各地の沿岸地に植栽されている

スイカズラ科の沿岸地の海岸林の落葉小高木 5m程になる
日本固有種
名に「空木」と付くが枝の中は柔らかい髄が詰まっている

花は5~6月に咲く
枝先や葉腋に2~3個づつ、初めは白く次第に紅色に変化する
開花後2日過ぎると紅色の色素であるアントシアンが作られて赤くなってゆく
花は次々に咲くので、一本の木に白と赤が混じっていて面白い

花粉を運ぶのは花のサイズがぴったりのマルハナバチ
学習能力の高いマルハナバチは、花粉が沢山ある若い花と、花粉の少ない古い花を色で見分けて無駄なくご馳走にありつく