葉の形がウリに似ている木なのでウリノキと言う
花の形が独特で面白い
ウリノキ科の山地の林内に生える落葉低木 3mほどの高さになる
ウリノキ科はウリノキ属1属のみで、20種ほどの小さい科
葉は互生し、葉身は長さ幅共に7~20cmで、浅く3~5裂し裂片は長く鋭く尖る
同じ仲間のシマウリノキ(日本固有種)は葉に切れ込みがない
花は6月に咲く
葉腋から出た集散花序に白い花が付く。
花弁は6~8個、長さ3cmほどの線形で外側にゼンマイのように強く巻き上がる変わった形をしている
雄しべは6~8個、長さ約3cm
花糸とほぼ同じ長さの黄色い葯が目立つ
雌しべの花柱は1個、雄しべより少し長く突き出る
果実は核果 7mm程の楕円形で藍色に熟す 中の核は1個で不規則な溝がある