トリからキノコ 自然見て歩き

足の向くまま気の向くまま トリからキノコまで
自然の中が心地よい

ホトトギス

2021-06-23 | 野鳥


初夏の代名詞で親しまれている鳥ホトトギス
語源は鳴き声からきているといわれ、ホトトキと言う聞きなしに鳥を示す接尾語スを付けたもの

夏鳥 5月から10月ころまで見られる
平地から山地の高原 草地 林などに居る
林内で見られることが多いが、林の上空を飛ぶ姿も良く見る
主に蛾の幼虫などの昆虫を食べる

托卵習性があり、主に鶯に托卵して育雛させる
自分で子育てをせず、ズルいとも言われるが、自分で育てられない哀れさが染みるのか、独特の声が胸を打つのか多くの和歌に読まれている
鳴く声は独特のイントネーションがあり、聞きなしは「てっぺんかけたか」「特許許可局」などが有名

雌雄同色
胸と腹に太くて粗い黒色横斑がある
メスには稀に上面全体が赤茶色の赤色型の個体がいる
大きさ28cm 仲間のカッコウ ツツドリより小さい
 
古に恋ふらむ鳥は霍公鳥(ホトトギス) けだしや鳴きしわが念(も)へる如 (額田王)