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クサボケが真っ盛り
ボケの名前は中国名の木瓜(モッカ)の音が変化したもの
クサボケはボケに似ていて、小型の低木なので草の名が付いた
バラ科ボケ属の落葉小低木 1m程になる
ボケ属はアジア東部に4種が分布し、日本にはクサボケ1種が自生する
花は4~5月に咲く
葉腋に3cm程の朱赤色花が数個付く、花弁は円形~倒倒卵形で基部は細く爪状になる
バラ科には珍しく両性花と雄花が混在する
両性花は雄しべは多数、花柱は5個ある、雄花には雌しべはない
比べると両性花の方が萼筒が長く大きい
果実はナシ状果
4cm程の歪んだ球形で、果肉は木化して硬く、渋くて酸味があり食べられそうにないが香りは良い
果実をクサボケ酒にして飲むと、下痢、低血圧、神経疲労、不眠症、咳に効く
又砂糖漬けやジャムも美味しい