

あちこちどこにでも生えているノゲシ
良く見た事は無かったが、葉の形が面白い
葉がケシに似ていることからノゲシの名がある
茎などを切ると白い液を出す点がケシに似るとも言われる
キク科の道端や空き地などあちこちで目にする2年草
茎は多数の稜があり中空、50~100cm程になる
葉は意外にも柔らかく、15~25cmで羽状に切れ込み縁には不揃いの鋸歯がある
鋸歯の先にしばしば刺状に尖るが触っても痛くない
基部は両端が先の尖った三角状に張り出して茎を抱く
頭花は4~7月にかけて咲く
2cm程の黄色い舌状花がたくさん集まっている
花の後、総苞の下部は膨れ、そう果が熟すと反りかえる
そう果は3mmほどの狭倒卵形で、縦の脈と横じわがある
葉は食べられる、昔中国では苔菜と呼ばれ食用にしていた