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アサギマダラ幼虫

2022-11-22 | 虫類

 

あちらこちらのキジョランの葉にアサギマダラの幼虫を見た
小さい幼虫は1齢幼虫 大きさは1cm足らずだった
2齢幼虫からは鞭状突起が現れる 前後2対の長い突起が目立つ
この突起何の役に立っているのだろうか
5齢で終齢幼虫 大きさは4cm程
地色は黒で、各節に黄色の大斑紋と青白色の小斑紋があり洒落た色模様だ

アサギマダラ:
幼虫で越冬する
春4月頃蛹になり、成虫は5月から10月まで現れる
越冬地域は関東から紀伊半島の太平洋側とそれより西で台湾まで
春は北方へ移動し、夏は山地の樹林に滞在・発生、頂上付近へ集まる 秋には南下する
渡りをするチョウとして有名で、2000kmを移動した記録もあるという
各地で長距離移動に関するマーキング調査をしている

食草はキジョランなどガガイモ科植物
成虫はヒヨドリバナやヨツバヒヨドリなどを好んで訪れる
表翅には淡い水色(あさぎ色)があり、大型で綺麗なチョウで人気がある

成虫(8月のもの)