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ユリズイセン

2023-08-12 | 樹木 草花

ユリズイセンの花が一株だけ残っていた

 

ユリズイセン科、または分類体系によりユリ科、ヒガンバナ科

ブラジル北部原産、世界で栽培され野生化している多年草

日本へは大正末期に渡来した

 

根は根塊を持ち、塊根は広がって行く

葉は緩く束生し、狭披針形~楕円状へら型の株と、幅の広い株がある

花は春~初夏に咲く

茎の先端部で花柄が分枝して、その先に散形花序を付ける

花は6cm程で、3~8個付き漏斗状

花被片は6個で赤~ワイン色、紫褐色の斑点があり先は帯緑色

雄しべ6個と、3裂する花柱があり、花柱は花被片より短い

 

果実は蒴果

楕円形で長さ1.3cm、先端は鈍く数個の刺のある尖りがある

中の種子は多数