ユリズイセンの花が一株だけ残っていた
ユリズイセン科、または分類体系によりユリ科、ヒガンバナ科
ブラジル北部原産、世界で栽培され野生化している多年草
日本へは大正末期に渡来した
根は根塊を持ち、塊根は広がって行く
葉は緩く束生し、狭披針形~楕円状へら型の株と、幅の広い株がある
花は春~初夏に咲く
茎の先端部で花柄が分枝して、その先に散形花序を付ける
花は6cm程で、3~8個付き漏斗状
花被片は6個で赤~ワイン色、紫褐色の斑点があり先は帯緑色
雄しべ6個と、3裂する花柱があり、花柱は花被片より短い
果実は蒴果
楕円形で長さ1.3cm、先端は鈍く数個の刺のある尖りがある
中の種子は多数