棘のある葉の形を,竜の舌に見立ててリュウゼツラン
リュウゼツランの母種なのだが、日本に入ってきたときに別の種にその名が付けられていたので、アオノリュウゼツランと名付けられた
葉は先が鋭く尖り、縁に刺を持つ厚い肉質で、大きなロゼットを作る
花は7~8月にロゼットの中心から「マスト」と呼ぶ背の高い花茎の先に、筒状に沢山つく
成長は遅く花を咲かせるまで日本では30~50年はかかる
しかも、開花結実後には枯れてしまう・・一回結実性と言う
種子以外でも、珠芽を形成したり、茎の根元からヒコバエを出したりしても増える
若い花茎をサトウキビのように利用したり、汁を集め甘味料として利用する
樹液を発酵させて蒸留酒も出来て、メキシコのお酒テキーラの材料でもある
葉からは繊維が採れ利用されている