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アオノリュウゼツラン

2023-08-14 | 樹木 草花

棘のある葉の形を,竜の舌に見立ててリュウゼツラン

リュウゼツランの母種なのだが、日本に入ってきたときに別の種にその名が付けられていたので、アオノリュウゼツランと名付けられた

 

葉は先が鋭く尖り、縁に刺を持つ厚い肉質で、大きなロゼットを作る

花は7~8月にロゼットの中心から「マスト」と呼ぶ背の高い花茎の先に、筒状に沢山つく

成長は遅く花を咲かせるまで日本では30~50年はかかる

しかも、開花結実後には枯れてしまう・・一回結実性と言う

種子以外でも、珠芽を形成したり、茎の根元からヒコバエを出したりしても増える

 

若い花茎をサトウキビのように利用したり、汁を集め甘味料として利用する

樹液を発酵させて蒸留酒も出来て、メキシコのお酒テキーラの材料でもある

葉からは繊維が採れ利用されている