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ヨウシュヤマゴボウ

2023-08-30 | 樹木 草花

空き地や道端にごく普通に見られる多年草

北アメリカ原産で、明治初期に渡来し今ではあちこちで良く見られる

名前は西洋産のヤマゴボウの意味

 

根はゴボウに似ているが有毒

茎は太くて赤味を帯び、高さ1~2mになる

葉は10~30cmの長楕円形で先は尖る

花は6~9月に咲く

花序には長い柄があり斜上するが、果期には垂れ下がる

花は花弁状の萼片が普通5個あり、白色でわずかに紅色を帯び、5mmほどの大きさ

心皮は合着し、子房が緑のかぼちゃの形をしていて面白い

 

果実は8mmほどの扁球型で、黒紫色に熟す

つぶすと紅紫色の汁が出るので、アメリカではインクベリーと呼ぶ

昔々、色水を作って遊んだ