空き地や道端にごく普通に見られる多年草
北アメリカ原産で、明治初期に渡来し今ではあちこちで良く見られる
名前は西洋産のヤマゴボウの意味
根はゴボウに似ているが有毒
茎は太くて赤味を帯び、高さ1~2mになる
葉は10~30cmの長楕円形で先は尖る
花は6~9月に咲く
花序には長い柄があり斜上するが、果期には垂れ下がる
花は花弁状の萼片が普通5個あり、白色でわずかに紅色を帯び、5mmほどの大きさ
心皮は合着し、子房が緑のかぼちゃの形をしていて面白い
果実は8mmほどの扁球型で、黒紫色に熟す
つぶすと紅紫色の汁が出るので、アメリカではインクベリーと呼ぶ
昔々、色水を作って遊んだ