コゲラは1980年代から都市近郷でも増えて身近な鳥になった
日本最小の小型のキツツキ 大きさ15㎝ほぼスズメ大
日本とその周辺にのみ生息する
学名はDendrocopos kizuki でkizukiは日本語のキツツキが訛ったものとか 最初の標本の採集地 大分県の杵築に因むと言われている 英名はJapanese pygmy woodpecker
全国に留鳥として分布している
平地から低山の林にすみ 最近は市街地の緑地や公園でも普通に見られる
主に樹上で昆虫類を捕る
オスの後頭の両脇に赤色の小斑があるが 頭の羽に隠れて野外で見るのは難しい
狙って撮ったのではないがたまたま赤い模様が写っていた
オスメスの違いはこの赤い小斑のみ
ダニ
2016-02-01 | 虫類
今日から2月 陰暦の異称では如月という
「生更ぎ」の意味で草木の更生することを言う
寒いので着るものをさらに重ねて着ると覚えていたが 間違いだと辞書に載っていた
樹皮に真っ赤なダニが居た
サイズは2㎜以下の小ささ 結構早く動く
よく見ると足が8本ある
クモの仲間(クモ綱)に属する虫
頭胸部と腹部の部分に明確に分かれていない
多くは土壌にいるが樹上 水中 ホコリ 畳やカーペット 食べ物の中など至る所と言ってよいほどに生息していて種類も多い
落ち葉などが多い土壌にいるササラダニは両足の下に1000匹もいると言われている
このダニの多くは落ち葉を食べ 分解し土壌を作る縁の下の力持ち的存在
ダニがいなくなれば森林の生態系が保たれず ダニを食料にしている生き物もいるし 種類も数も多いのでまだ知らない役割があるかもしれない
ダニはヒトにとっての被害も多い嫌われ者だが 何が何でも居なくなれば良いというものではないかもしれない