第2話もセンターカラーだ!スタイリッシュ、かつ、可愛い。
料子は、きっと、師匠の事が好きだったんだと思う
じゃなければ香水を付けたり、わざわざ汚れたらダメな服で会いにはいかないでしょう
香水を付けたのも、可愛い服で師匠に会いに行ったのも、きっと少しでも師匠の前では女らしく居たかった、から・・・。
そう考えると、なんだか健気でいじらしくて可愛過ぎやしませんか。いや、可愛過ぎる。
また、師匠強いし頼もしいし優しいし・・・で、料子が好きになるのも分かるんですよね
そういう意味(恋愛的な意味)でもグッと来たし、料子も一人前にロマンスに興味があるんだな、、、って思えて微笑ましくもありました
いつか師匠と再会する日は来るのかなあ、とか
その時は料子の「頑張り」をもっと認めてくれるのかなあ、とか
色々と想像してしまいますね。2話も1話に負けじと面白かったと思います。
こーゆーの可愛いな(笑
2話は、取捨選択のお話でした
北に「安全」を求めて進むか、
この町に「家庭」を求めて留まるか・・・
普通に考えれば、北だと思うんですけど
料子には経験と力があり、家族を守れるだけの度量がある
そして、何より家族自身が「料子が決めて良い。」と委ねている
それはきっと、自分自身が何も守れないし、何も出来ないからこそ、
最終的な判断は料子に任せたんでしょう
かといって、北に行けば「必ず」安全という訳ではない
情報が未確定な上に、ある意味上手過ぎる話にも取れる
だから、場合によってはここの方が安全なパターンも有り得る訳です
環境を変えるのは、博打的だし、それによって道を踏み外す事も有り得る
そういう観点から考えると、守れる力がある内にはここに留まった方が「安全」かもしれない
何とも難しい2択でしたが、料子が選んだのは、ここに留まる事でした。
母親との約束・・・
しかも「戦って」とも言ってないのに、
敢えてそんな言葉を健気に守り通して、「日常」を守り抜く事を決意した料子
そんな料子の想いと、師匠との決別を自動的に選んだ事からの涙にはグッと来ました
寂しいけれど、悲しいけれど、それでも自分が決めた道、自分が選んだ日常・・・・・。
料子が一歩大人になった瞬間を切り取ったこのお話は、
ある意味初回以上に胸に来るものがあり、
まだまだ未成熟な点はあれど
名作傑作になりそうだな、、、ってオーラが確かにあったと思います
これから料子は、一人で戦って行く
一人で家庭を守って、
一人で大人になっていく。
その過程でどういう出会いがあるのか、どういう出来事があるのか・・・。
正直少年漫画のワクワク感が止まらない感覚にもなってしまって益々夢中になってしまいました
また、師匠と料子のやりとりも微笑ましくてそういう観点からも楽しめたお話でしたね。
この涙はいつの日か・・・。
躍動感のあるアクションシーン、
かと思ったらきゅうりの血が付いちゃうコミカルで可愛いカット、
師匠の前で緊張して力み過ぎてしまう乙女な様子、
さり気に料理自体も上手い料子の素敵さ、
「お前が決めた道ならば」と言ってくれる父親の素晴らしさ、
そして、師匠がきっちり力試ししてくれる王道のシーンの面白さ・・・と
正に少年漫画のエッセンスがふんだんに詰まった2話目に仕上がってるので
料子の可愛さと合わせてこの回から読んでもきっと大丈夫だと思います
この連載自体がデビュー作なので、
経験は少ないでしょうし、決して完璧な作品ではないと思うんですけど
それでもそんな諸々が気にならないくらいのパワーと面白さがきっちりある漫画だと思います
雪の様にしんしんと降るえのき、攻略法を言われないでも即座に倒せる対応力の高さも説明的ではなく
直観的に「もうそんな事を教える必要すらない」って事の証明になっていて、そういう野暮ではない作劇の巧さも光っているかと
とにかく、読んで欲しい
とにかく、感じて欲しい。
個人的にはそういう思いでいっぱいです
ダイナミックで、多少シュールで、そして王道もきっちり抑えてある
これは是非是非人気を得て欲しい!って本気で思います
だから、今週もアンケとFL出して応援します
めぐみと、古見さんと、料子は必ずスターダムにのし上がって欲しい。その為に、水曜日は身を粉にして記事を書きまくる予定。
お好きな方は、是非一緒に楽しみましょう。母親との約束、大好きな師匠との別れ、そして、素敵な母になる。という目標・・・
ちょっとニュータイプだけど、確かな少年漫画の血筋の上に生まれた漫画だと思います。
何より、目標が限りなく日常的なのがサンデーっぽくて最高ですね(笑
この発想はサンデーっ子ならではの発想だと思う。
そういう意味合いでも、三ツ橋さんには期待なのです。あくまで個人的な評価ではありますが。
料子は、
「日常の有り難味」をまた違ったアプローチで教えてくれる漫画になるかも分かりません
料子が戦って得た平穏と日常的光景が正に現実ともリンクしている部分もあって
日常を守ること、それ自体が戦い―――
っていうテーマはぶっとんでるけど共感も出来る気はする
現実だって、家庭を守る為にみんな戦ってるわけじゃないですか?
その意味だと通じる部分もありますよね。
料子も、
みんなも、
「あったかい日常」を守る為に頑張れ。
そして、頑張った末にここにある日常が如何に尊いものなのか・・・
それを教えてくれる気がする。来週以降も、応援します。