サブカルチャーマシンガン

自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

WHATEVER WILL BE,WILL BE/The Cheserasera

2015-10-10 | アルバム感想








予定時刻は過ぎた
まだ来ないのあなた
期待したって独り
ファストフードの塩気だけ
持ち帰ってなにが
満たされたんだっけ (カゲロウ)










個人的に宍戸翼くんのルックス、佇まい、笑顔が好きで・・・
なんて書くとまるでバンギャみたいな印象を皆さんに植え付けると思うんですけど(笑
でもなんか、本当に自分がもし女だったら間違いなく惚れてるルックスと立ち振る舞いだと思うんですよ
別に話したこともないんですけど、でも凄く爽やかで、爽やかなのにやたら男らしくて、声は野太い声を出して、
体型はスラッとしていて、全体的に無駄がないっていうか、凄く理想だなっていうか、単純に“美しい人”って事なんですよね。
それは見た目だけの話ではなく、彼の対談記事から受ける尊敬する先輩に対する愛情や誠実さ等
体型もスラッとしてりゃあ、姿勢もまたシャキッとしていて、こりゃまたえらい男前な江戸っ子バンドマンが出て来た・・・って思ってたら
実は千葉県出身だったのね、っていう(笑 「東京タワー」の歌詞から考えて普通に東京生まれだと思ってました。
まあ、船橋とかそっち方面ならば、ああいうセンスが生まれるのも納得ですね。
ちなみに、個人的に男性で好きなルックスってTHE BOOMの宮沢和史さんとかなんですが
ケセラセラの宍戸翼くんも、内面の美しさがそのまま外見にも出ているような感覚がありますね。
ま、先述のように別に話したとか、勿論知り合いとかじゃ全然ないんですけどね(笑


でもなんか、声に関してはちょろっと触れましたが、ガレージロックとかメロディックパンクの方が似合いそうな野太い声してるんですよね
ケセラセラはジャンル的には純正のギターロック、それも文学性の高いロックだと思ってますが
その声質は凄く灰汁が強いというか、あんまりギターロックに似合ってるという感じではない
でも、そんな声で物語性の強い美メロを歌われると、不思議と「格好良いな。」って素直に思える節もあったりして
そこがケセラセラの面白い部分だなあ、とか思います。このアルバムは疾走感のあるギターロック中心ですけど、
もっと暴力的な表現や或いはロカビリー等灰汁が強い声ならではの新機軸も描いたら面白そうで、
そのありあまるポテンシャルにワクワク出来る素養を十二分に感じる事の出来るアルバムに仕上がってると思います。
仕上がってると思います。っちゅうか、もうこれ出たの今年の1月なんですけどね(笑
リリースツアー観たかったなあ。



さよなら光
待つ人もなく 過ぎていく
大きな風が 吹き抜けていく

それでも花は
季節ごとに生まれ変わる
君や僕と
ここでいつも (さよなら光)



それにしても、まだ新人のポジションなのにやたら楽曲のクオリティが高いんですよね
「さよなら光」なんかはとびっきりの美メロにあの声が乗って渋い格好良さを出しながらもポップな疾走感もあって・・・
というケセラセラの良い部分が出まくっているような名曲に仕上がってますね
ちょっと聴いてて元気が出るフレーズも、そこに付随する寂しさも、
情景描写がふんだんに盛り込まれた説得力を含んだ歌詞全体も、
基本的にこういう方向性の曲が詰め込まれたアルバムなんですけど
そんな中で最も彼らを象徴しているかのような曲がこの曲なんじゃないか・・・なんて風に思います
ケセラセラの歌詞は、ビックリするほどにメッセージ性とかポジティビティ、ネガティビティとかからかけ離れていて
まるでその日の出来ごとだったり、情景そのものを丸ごとカットしたような良い意味で聴き手と距離感のある楽曲観でもって聴かせてくれるんですよね
一応曲によって前向きかそうじゃないかとかは分けられるんですけど、どれも情景描写的な雰囲気が強くて
その意味じゃ確かに初期ランクヘッドの楽曲観をあのまま更に突き詰めたバンドなのかなあ・・・なんて風には感じますね。

一曲目の「FLOWER」から、マイナー調の、別れを綴った、しゃがれ声に近いくらい渋い声の(笑
若手らしからぬいぶし銀のロックナンバーで来るところなんか最高ですね
この曲はどっちかと言えば、異質な感じもしますけど
初っ端のパンチとしてはかなり成功していると思う
そこからはライブ映えしそうなアップテンポのナンバーが続くんですけど、
そのどれもが美メロかつ疾走感もあって聴いてて気持ち良いんですよね
ただ、この野太い声だったらきっとバラードを歌っても似合うと思うのでそういう点もこれから期待したいですね

インストを挟む、ある種レコード的な構成も好きで是非アナログでも出して欲しいな、と(おねだり
そこからも名曲連発で孤独を歌った「カゲロウ」、そしてメロディと言葉のハメ方が抜群に良い「No.8」も今作でお気に入りのナンバー
しっかりと練り込まれたメロディに、ちょっと切なくなるサビのラストも実に粋でこの曲もケセラセラの良い部分がいっぱい出てると思います
ドラマティックでストレートに胸を打つメロディ、そして感傷的な作中観で仕上げられたこういう曲はケセラセラの武器になっていくと思います
そして盛り上がる「消えないロンリ―」から、今作で唯一スロウテンポの「コーヒー」の流れもイイですね
こういう「コーヒー」みたいな、本当に詩的で素敵な日常の一コマをカットしてそのままアウトプットしたような、
ブルースにも近いナンバーもこれからもっと増やして欲しいしこの声なら似合うんじゃないか・・・と個人的には思います
疾走感の強いギターロック中心ですが、声がギターロックに最適って形の爽やかな声ではなく
しゃがれ声に近い感じの声なんで、そこが個性的で面白い部分だし、元々が格好良い分逆に美しくキマっているような感覚もあり、
尚且つ美メロの曲が多いのでストレートに作中観に浸れるようなロック・アルバムに仕上がってると思います
そのギャップと、日常をカットしたような楽曲観と、そして全体的に盛り込まれた“切なさ”を是非楽しんで欲しい傑作ですね。
そして、先述のようにこのポテンシャルがあればもっともっとワクワクするようなロックアルバムが作れる。
そう期待させるアルバムでもありました。




見えない どしゃ降りの雨
流された小さなプライドを叫べ
忘れるくらいなら
抱え込んで
くたばっても構わない (東京タワー)


走れ 孤独を抱きしめて
今弱さも夜もすべて 超えてゆく (同上)



色々好きな曲を書きましたが、一番好きなのはリードトラックでもあるこの「東京タワー」です
この曲は正直直近で・・・ツイッターでも書きましたが相当歌詞の内容に励まされてました
こういうがむしゃらに足掻いてかじりついてまでも何かを掴もうとする
そういう作中観の曲がなんだか最近は欠けているように思うのです
でも、ランクヘッド、NICO Touches the Walls、そしてこのThe Cheseraseraの最近の新譜のお陰で
その不満も大分満たされた気がしますし、(俺にとっては)本当に必要だと思えるバンド達だなー。って感じたのです
その出来ごとの象徴的な楽曲の内の一つがこの曲でした。

不安や寂しさを感じた時に、クソみたいに馴れ合いを求めるんじゃなくて
孤独を抱きしめてまでも「自分らしさ」を貫こう、
むしろこの孤独を大事にしてあげよう。
そう背中を押してもらえる楽曲ですし、
「煌びやかな世界」を傍目から見て「チクショウ」ってなってる心情や立ち位置をさり気なく描いている
情景描写のレベルの高さにも是非注目して欲しいケセラセラの決定打となっている名曲だと思いました。
またこの曲に於ける宍戸くんのボーカルも渋くて格好良くて最高なんですよね
話をしてるかのようなBメロも、
そこから一転してがむしゃらに足掻くサビもどっちも好きですね
極めつけは情景描写的なAメロを最後にぼそっと歌って終わる粋な構成がとても素晴らしく、
正に完璧にも近いんじゃないか・・・とか思えるキラーチューンに仕上がっております
この曲は動画サイトとかで聴くのではなく、是非音源で歌詞カードを読みながら聴いて味わって欲しいです。
個人的には「夜の気取った街」って表現がめちゃくちゃ好きです(笑 













宍戸翼くんからは「美しさ」と「誠実さ」を感じますし、
その割に野太い感じの声、そしてストレートな美メロを紡ぐ曲調がとても魅力的で最近よく聴いているバンド、ですね。
個人的に宮沢和史さんと同じくらい(自分的に)理想のルックスなんで写真等を観るのもすっごい楽しみなんですよね(笑
11月にはニューミニアルバム、そしてライブツアーも開催されるのでそちらもとても楽しみですし、期待してます。
特にライブは未見なのでいち早く、っていうか今すぐ観たいですねえ。やはり、バンドはライブですよ。



ボクガール81話、敬え!!留年センパイ8話 感想ほか(ヤングジャンプ2015年 45号)

2015-10-08 | ヤングジャンプ感想









情けない話なんですが、時折後ろ向き/諦めが過ぎると、
ひたすらに悲しい音楽を流しながら「このまま心臓が止まってもいい」と願ってふて寝をする事があります
正直そういう事をやってる時点で大人失格だな、というかもっとしっかりしろよ!とも思うんですが
マイナスにマイナスをずっと重ね続けていると、不思議とある一定を越えたらちょっと前向きになれる節なんかもあったりして
そう考えると極限まで落ち込んで膿を絞り出す時間もそれはそれで無駄じゃないなあ。なんて思うんですよね
逆に言えば、本当は悲しいのに、本当は辛いのに、無理してポジティブに振舞っている方が不自然っちゅうか。
格好悪くたっていい、それで0.5歩でも進めるのならば、どんな手でも使って行きたいと考えてます。

ただでさえメンタル面が他人の数十倍劣っているポンコツ野郎なのだから、
やっぱりそこからちょっとでも力をくれる、または荒んだ心を癒してくれる表現/物語が自分には必要不可欠で
そんな自分を支えてくれるいくつもの物語の為に、他人ではなく自分が好きな物語を守る為に頑張らなくちゃいけないのです。
いけないっていうか、やりたいのです。それがなくなって困るのは結局自分ですから。素直に好きだと思える、そんな感情のために。










ボクガール #81 ボクの演劇

なるほど・・・瑞樹は確かに女の子になって、女の子出来て嬉しかった
その気持ちが正しかった事を認めつつある現状な訳ですが
それはシンデレラの魔法のようなもので
藤原さんと仲良くなる魔法も同義だった
でも、シンデレラの魔法もいつか解けてしまうように、
女の子になっちゃう、という魔法ももう解けてしまった・・・と
瑞樹はシンデレラの物語と自分自身を劇の中で重ね合わせた、って内容になってるんですよね
ただ単に瑞樹を可愛く見せようとしてシンデレラって劇を選んだのではなく、こういう明確な意図があって選択したのだなあ、って思えたのは嬉しかったです
まあ、一つ注釈して置くとただ単にロキちゃんが不調をきたしただけで別に解けてはいないんですけど(笑
でも、そんな風に腹を括って、「何か」を決意した瑞樹は間違いなく男らしくて格好良かったと思います
正にナチュラルボーンイケメンっていうか・・・ああ、瑞樹も成長したんだなあ。って思うとちょっと泣きそうにもなってしまいました。
どういう結果になるにせよ、どういう顛末が待つにせよ、いちボクガールファンとして今シリーズの行方をしっかりと見守りたい。と思いました。



こりゃ女の子も惚れちゃうな・・・。


ところで、瑞樹のご子息の問題に関してはどうなったんでしょうね
そこも絡めて行くのか、それともロキちゃんが部屋を出たって事は寸前で収まるのか、、、
正に「色々な意味で」注目の今シリーズですけど、なんか前回の嬉しそうにはしゃぐ二人を観ていたら
個人的には、という前置きをさせてもらった上で、瑞樹×藤原さんのニヤニヤルートも全然アリな気はして来ました
藤原さんと一緒に、楽しそうに疑似デートを楽しむ瑞樹もとっても可愛かったから・・・
それと、ご子息の事を気にしているのは、藤原さんが気付いた時に間接的に触れた時にどういう反応を示すのか、に興味がある、、、っていうのもあります
瑞樹は気にし過ぎなくらいに懸念してたけど、藤原さんのこれまでの様子を観ていると
むしろこれまで以上にドキドキしてくれる可能性もあると思うんですよね
それが猛との三角関係にも少なからず影響を与えると思うし、
本作のドラマも更に加速する気がする・・・ので
ご子息の行方にもやはり注目、ですし
もしかしたら、また元に戻ってしまう展開もあるかもしれないのでその点でも注目なのです
正直、藤原さんが瑞樹に、もっと真っ直ぐに恋してドキドキしてくれるようになったらカタルシスっちゅうか
達成感あるなー、とか思うんですけどね。さて、この恋の行方がどうなるのか、早くも来週号が待ち切れない(伊達じゃなく)ですね!
引きがかなり読者をじらすものになっているので余計に来週分が気になりますね
ここで瑞樹が男気を見せるのか、それとも逆に女の子に戻るのか(笑
更なるニヤニヤを生み出す為にも頑張って欲しいですね。


しかし、朝生は男に戻った、って知らないから男の手を握ってドキドキしてやがるんだなあ・・・って思うとちょっとシュールですよね(笑
その前の藤原さんの満面の笑み(文字通り)もキュートでなんだか見てて元気になれるような極上の笑顔でした
まあ、それが瑞樹にとっては裏目に出てしまった訳ですが・・・笑
自分のエゴで劇を台無しにするよりも、
まずは成功させたい、
自分のエゴで邪魔したくはない。これはこれで、彼らしい選択だったなあ。とも思います
この作品はさり気に瑞樹を卑怯な子にしないように丁寧に丁寧に感情ラインを描いているのが好感持てますね
そんな瑞樹が劇で注目を浴びて紅潮して恥ずかしがってるカットは正に天使でしたね(笑
本当に男の子かよ・・・って思うほど後々とのギャップが凄くてぶっちゃけ襲いたいクオリティ
・・・なのはともかく、久々に瑞樹が男らしく振る舞う姿もそれはそれでとても良かったかと
女の子女の子してる瑞樹が“可愛い”“抱きしめたい”とかそういう良さを含んでいるならば、
イケメンイケメンしてる瑞樹は“美しい”“気高い”とかそういう良さがあるんじゃ、と。
上記の、彼なりの決意と覚悟を浮かべた表情なんかを見ると「むしろ王子様?」とか感じるんですが
そんな風にお姫様にも王子様にもなれちゃうところが瑞樹の良さなんでしょうねえ。とは読んでてつくづく思いました。
なんで、女子も是非・・・(笑
って散々力説して来てそんなオチかい!って自分でも思いますが、
それでも今週の、大好きな人を想って“男の顔”を見せた瑞樹は素直に格好良いなあ。とか思ってしまったのでした
結局のところ、「こういう表情も瑞樹らしくて魅力的だよ!」って事が一番言いたかった、伝えたかったのかもしれません。

猛もまた、あの劇の内容を観て何かを感じたのかな。
そして行方知れずのロキちゃんはどう動くか。
んで、やっぱりイデ子は井出先輩の妹だったんですね(笑
まあでもあの極上イケメンフェイスだったらイデ子じゃなくても惚れるわな。
それが許されちゃう瑞樹ってキャラの徳はやっぱり、深い。


あ、その内小説版の感想も書きますね。未だ抱き枕プレゼントの応募も受付中だと思います。
それとボクガール 7巻 感想もよろしくお願いします。
ちなみに先週またファンレター出しました。これからも頑張って応援応援!



敬え!!留年センパイ 8年目 センパイは休息が出来ない



正直な話、ここ数週はさくらちゃんがバカにされる話が多くて
「可愛い」よりも「可哀想」って気持ちが先立ってたんですけど、
そこから考えると今週の話は素直に面白かったし、「可愛い」が先立っていて良かったです
勿論「上手く行かない」のが前提の漫画なんですが、そればっかではなくたまには幸せそうなさくらちゃんも見たいよね。って事で。

あどけないツインテールの扉絵からして良かったんですが、
可愛い髪留めを付けてご機嫌な姿、ぬいぐるみとクレープを持つ姿などは
年相応の・・・いや、もう20歳近いから年相応かは分からないんですが(笑
とってもキュートで似合っていて、幸せそうな顔も見ていて素敵だと思えてとても良かったですね
そりゃ進藤もデレデレしちゃうわ、、、と思いつつ、必死に抵抗するさくらちゃんも面白かったです。
「食べ物でカワイイとかざけんなよ!!」っていうのは的を得ているような気もするけれど 笑

何よりも、デートを持ち掛けられて紅潮状態に陥るさくらセンパイがめっちゃ可愛かったですね!
すごくウブなのがよく伝わって来るというか、そうそう、欲しかったのはコレだよ!って素直に思いました
大人ぶってるけど、まだまだ恋愛に関してはお子ちゃまなのがとってもチャーミングですよね。
もっともっと、こういう反応を見てみたいなあ。と感じさせるような話数でありました。


あと、もしこれが本格連載になったら鬼ヶ島さんの可愛さ、恥ずかしいところを掘り下げるようなお話も読んでみたいなあ。
だって明らかに百合耐性相当強そうですからね(笑 センパイのぬいぐるみとか作ってそう。



もぐささん 第77話「校長室と百草さん」

コーヒー云々はあくまで「きっかけ」に過ぎないと思ってたので
ここで思いっ切りネタにしてくるとは思いませんでした(笑
豆を挽く小口が無駄に格好良かったり(しかも少年漫画の主人公みたいな格好良さ)したんですが、
そりゃドーナツと一緒に飲みたくなっちゃうよねえ・・・って事で必死に食い意地を誤魔化す彼女がとっても可愛かったです

そして、身を隠す為にソファーに全身を重ねてドヤ顔な百草さんもどんだけ根性据わってんだよ(笑 って感じで正直笑ってしまった
だってこれ普通に考えたら、校長室でずぼらな姿勢でドーナツ貪ってる厚顔無恥な生徒でしかないですからね。
めちゃくちゃバカらしい事を真面目にやる姿勢は今号でも貫かれててそれに感心しちゃいましたね。
一体青春時代を何に使ってるんだ(笑 と思いつつ、そんなクスッと来ちゃうシュールさこそ「もぐささん」の良さの一つなんでしょうねえ。なんて風にも。
百草さんは何気にスパイに向いてるかもしれないですね。食欲と格闘するスパイとか、斬新だ!(笑













◆銀河英雄伝説(新)/藤崎竜

藤崎竜は、原作モノだとヒットする~みたいに言われてて
まあ実際それは否定出来ないんですけど、個人的にはサイコプラスもサクラテツも好きだったなあ・・・なんて
それはそれとして、王道の仕上がりが存分に楽しめる新連載、絵のタッチも荒々しく生まれ変わっている気がするので
そこを含めて今後の展開を素直に楽しみにする事にします。こういう気高いイケメンを描かせると藤崎竜は上手いなあ。



◆干物妹!うまるちゃん

お兄ちゃんとの思い出の品に赤面するきりえちゃん、流石に可愛かった(笑
ある意味一番妹キャラとしてのポテンシャルに満ちているキャラだなあ。って思いました。
最後きりえちゃんがパズルみたいに崩れ落ちる演出なんかもいかにも漫画チックで上手いなあ、と。



◆グラビアトリ

うーん、正直グラビアをこんなに深く考えたことってなかったですね・・・
精々「揉みてーな。」とか「いいケツだな」って事くらい
もっと言えば、ただの“飾り”とか“オマケ”とか、それくらいの意識しかなかったような気がするなあ。
それが正しいか正しくないかはさておき、「こういう見方もあるよ」って提示する事は意味がある事だと思うし
それに共感出来るか出来ないかもさておき、一度向き合うのも悪い事じゃないかな。なんて風にも思いました。

ただ、一番グッと来たのは矢嶋さんとのラブコメちっくなラッキースケベのシーンでした(笑
生徒会長といい確かにハーレムっちゃあハーレム的状況なのかもね。
いつかラブコメ的な話数も読んでみたい。

でも、アトリってある意味悟りを開いている気もします・・・笑
俺はまだ未熟だから、あそこまでの感情移入は出来んね。
あと、「変なコトにつかうなよ」っていうセリフが面白かった。そりゃ、ねえ?



◆BUNGO-ブンゴ-

こういう風にちゃんと研究や自己分析に関して言及があるのはいいですな
いよいよ強豪との試合開始・・・!って事でどういう風に描かれるのか、
そしてチームとしてどうまとまっていくのか・・・に期待。


◆アセクサイクルシチカ(読切)/安藤優

率直に言って、面白かった(笑
こういうのはいかにも青年誌向けだと思うし、
逆に言えば今のヤンジャンにはこういうのも必要だよね。って思いました
ストーキング少年というギリギリの仕掛けと、汗っかき過ぎて逆にそれがエロティックな少女っていうのは
とても食い合わせがよくて終盤に進むにつれてページを捲るのが楽しくなって来る親和性があったと思います。
「僕は君の汗のにおいで勃起するぞ」からの、「びっ びしょびしょです・・・」っていうシチカの返しは正に完璧でしたね(笑
こういう官能的な物語も青年誌には必要だ。って事で安藤優さんの今後に期待です。

ついでに、単純に恋愛ものとしてもキュンキュン来る出来でそこも良かったと思います。
個人的には官能と胸キュンってセットで扱われて“当然”って思ってますから。
この一作だけでも作者の美意識が垣間見れて素敵でした。



◆極黒のブリュンヒルデ

うーん、こういう話すっごく好きだなあ・・・笑
アフロことアフロディーテちゃん、めちゃくちゃ可愛いじゃん!
村上のツッコミもいちいち面白いし、アフロちゃんのウブな反応もラブコメ的な旨味たっぷりで読んでてとにかく楽しい。

何よりも、最後のオチが最高(笑)。
村上には悪いけど、初見の時爆笑してしまいました。彼は何も悪くないのに・・・笑
いやあ、面白い展開になって来ましたね!(ゲス顔)



◆神様のハナリ

望ちゃん、秀才でおっぱいも大きけりゃモテそうなのにな・・・
反応もウブだし、こんな子と付き合ったら楽しいだろうに。
恋愛方面も描かれるのかが気になりますね。














今週は特に豊作で、どの漫画も面白いので是非是非
特にラブコメ展開の作品が多いのでラブコメ好きの方にも是非(笑
感想の文章量もいつもよりも多くなってしまって嬉しい悲鳴ってヤツなんですが、
やはり自分は(今の)ヤンジャンが大好きだし、凄く自分に合ってるんだなあ。とも思いました。
新人の良い具合の読切も載ってますのでそれ目当てでも読んでもらいたい号数ですね。

ちなみにヤンジャンは明らかに読んでる作品のが多い、
有り体な書き方をすれば読むものが多いので、
読むのに時間ははっきりいって結構掛ってます(笑
でもなんかそれも嬉しい悲鳴なのかな、ってふと、しみじみと感じますね。
フジリューの新作も始まって益々パワーアップ中のヤンジャン、勿論個人的には「ボクガール」特推しで(笑
これからも楽しみに読んで行こうと思います。KAITO先生とかミウラタダヒロ先生とか来ないかしら。


来週も新人の読切が載るそうで、楽しみです。
最近新人の読切少なかったからね。



0.8秒と衝撃。「透きとおるための青」w/THE NOVEMBERS@仙台MACANA 15.10.2

2015-10-08 | LIVE
                                     
遂にノベンバで初遠征・・・!









まあ・・・いつぞやの栃木ワンマンも中々遠かったんですけどね(笑
ただ、北関東系は一応関東っちゃあ関東なんで・・・せいぜい「プチ遠征」くらいかな、と。
と言う訳で行って来ました初仙台のライブハウス!
仙台自体は、経由した福島も含めて半年ぶり2回目なんですけど、
仙台のハコに来訪するのは初、って事でテンションが上がりました
こういう風に遠征する時って、自分も地元民の一部になったような変な感覚があるんでライブ好きには機会と余裕があれば是非、というところ

特に、この仙台MACANAってハコには思い入れがあったんで・・・
「初めて行くのに思い入れとは?」って読んでる方は思われるかもしれませんが、
個人的に大好きなアニメ「Wake Up,Girls!」って作品でこのライブハウスが出て来るんですよ
そんな場所で、自分が心から大好きだと思えるノーベンバーズがライブを演る、、、って事で取ったチケットです
どうしてもマカナでノーベンバーズが観たかったのです。。 したら、これが本当に素晴らしいライブで!

って、語ってますけど、これは決してノベンバのイベントではなく
あくまでハチゲキのイベント、
というかツアーの一環であった事を最初に記して置きます(全然最初じゃないけど、まあ仙台で!って書き出しから始めたかったんで申し訳)
だけど、そんなノベンバとマカナ目当てで行った自分のような人間でもハチゲキのライブも普通に楽しめました
ノベンバのライブでしっかり浸って、握り拳作って、ハチゲキのライブで得体の知れないパワーを全身に浴びて帰る・・・
そんなスカッとするような素晴らしい一夜だったように思います。その後仙台のネカフェでその日の更新をしたんですが、
その日の更新分は勿論ですが、この夜の突き抜けるような、正に“衝撃”をいち早く伝えたい気持ちでいっぱいでしたね。
本当に「行って良かった」、そう、お世辞じゃなく素直に思えるような・・・敢えてこの言葉を使いますが非常に“ロック的”な一夜だったと思いますね。


マカナは、仙台駅よりも広瀬通の駅から行く方がなんか近い気がして
そこで降りてコンビニの店員さん等に道を訊きながら割とサクッと辿り着きました
目印は、そのアニメで散々観てたので正直かなり分かりやすかったです
ちなみに行くとWUGの聖地巡礼マップが置いてあったり、
アニメと比較した画像が飾ってあったり、
思ってた以上にWUG関連のものがあって非常に嬉しかったですね(笑 ここでノベンバが演奏する事に有難味を感じつつ・・・
地下にあるライブハウスで、通路は狭いけれど、割かしきれいで、尚且つバーカウンターのところが広めで
思ってた以上にゆったりとくつろげる感じでとっても良かったですね
中の内装も勿論雰囲気あって素敵なんですが、
ステージが高くどこから観ても観やすい環境なのも中々良かったと思います
音響もエッジの効いた音が際立つサウンドデザインな印象で結構面白いライブハウスでした。
正直、初見でめちゃくちゃ気に入ってしまったのでまたここでいつかライブ観たいですね。
勿論、東北の他のハコにもいつか来訪してみたいな。なんて思いつつ。では以下。












THE NOVEMBERS

1.Misstopia
2.ブルックリン最終出口
3.新曲(好きなものだけを並べて~って歌詞)
4.エメラルド
5.primal
6.鉄の夢
7.Blood Music.1985
8.Xeno


当たり前だけど、ハチゲキのお客さんの方が多いらしく(MERZのトートバッグ持ったお客さんも数人確認)
ただでさえ静かなオーディエンスがこの日は限りなく無風状態から始まり、だけど段々温まって来たらノってるお客さんもいたりと、
割と彼らの楽曲観は受け入れられてるみたい?でした(一人一人にインタビューした訳じゃないんであくまで反応から見た想像、ですが)

一曲目が「Misstopia」!!って事で早速テンションが上がる
こういった誘われて来た形の地方公演もまるで自分達のイベントかのように練り込んだセトリでもって展開されていく構成にまず感動してました
その次に「ブルックリン最終出口」っていう曲順ももうツボ過ぎてひたすら気持ち良くゆらゆら揺れていましたね
最近の新譜のムードにも似合う曲で、より優しく、よりたおやかに鳴らされていてそれもまた個人的に良かったです
最後の「笑う」の部分では流石に感情移入しちゃって胸打たれてました。

その美しい流れで、新譜の曲が流れ込んでくるのだからもう堪らないですよね
まずは先々月のスタジオコーストからずっと演っている新曲を披露、
既に何回もライブで演奏されている曲だけにバンド演奏の馴染みっぷりも半端ではなく
よりスロウダンス出来るような、音世界でゆらゆら踊り続けられるような素晴らしい演奏に仕上がっていました
ケンゴマツモトの流麗なギターの音色も恍惚的でずっと聴いていたくなる中毒性がありましたね
ムーディなベースも美しく、今後ツアー等で間違いなく核になって行くであろう新曲で今後のツアーも益々楽しみになるような一曲だったと思います。
ずっと前から小林祐介が公言している“美しさ”にまみれている新曲だと深々と感じられる名演でした。本当に。


次の新曲「エメラルド」は、既にソロでも聴いていた曲でしたが
バンドセットでも物凄く牧歌的で、優しくて、心に沁み入るような楽曲に仕上がっててこれまた感動
「誰の為でもない笑顔が見たい」「子供のように~」っていう歌詞がとっても胸にジーンと来たんです
人はどうしても誰か、とか、誰かは、とか、余計に意識してしまうけれど
そうじゃなくて、本当は、誰の為でもなく、誰かの為なんかじゃなく
笑えるような、笑っていい、笑う生き物なんだ。っていう・・・
うーん、ちょっと気持ち泣けるような
思い出して泣きそうになるような
個人的には、俺的には、そういうアクトに感じられてかなり胸いっぱいでしたね。
なんだか辛気臭い雰囲気と空気ばっか(にも思える)の世の中ですが、本当はそうじゃないんだよ。って
そんな事をこの新曲から教えてもらったような気がしました。勿論これは自分が勝手に解釈しただけの話ですけど、それでも。
もっと素直に、もっと本音で、もっと勝手に、もっと自由に。

極上のツインギターがエッジの効いた音響で炸裂した「primal」、
そのあまりの格好良さに溜息をつきながら、
更にこのハコの音響には映えるんでないか、という「鉄の夢」
ステージ上に想いを叩きつけるような渾身の演奏に揺さぶられつつ、
光の点滅がずっと続くショッキングな演出もまた素晴らしく、この目に優しくない感じ、イイなあ(笑)と深く頷く

そして「Blood Music.1985」をこの日も鮮烈に響かす!もうイントロからして滾ってしまってたんですが
サビの大絶叫も相俟ってこの辺でノリ出すお客さんもチラホラと。ハチゲキファンの心もすっかり掴んでた(ように見えた)ノーベンバーズ、
最後は小林祐介のギターが完全に凶悪なノイズと化していた「Xeno」の凄まじい尖り具合をマカナに叩きつけて終了、
あのどう考えても耳にザクザク来まくりな爆音ギターは凄いな!と単純に感心しつつ(笑
正にエッジイな音が際立つここでは最良のラストだったんじゃないか、と個人的に
あの尖りまくったギターサウンド自体がある種のメッセージの様でもあり、
自分も曲げたくないものは絶対に曲げたくないな。と改めて感じたのでした。ありがとうございました。

余談ですが、終演後物販もそこそこ売れていて、そんな光景もなんだか嬉しかったです。
こういった地道な地方公演がしっかりと繋がって行くといいな。
11月からの新ツアーも楽しみにしてます!!



0.8秒と衝撃。

実は最初のアルバム一枚しか持ってなかったです(猫がジャケットのやつ)
ライブにも当然初参加なんですけど、予想通りハイテンションなライブで気持ち良かったですね
ぶっちゃけ最初はそんなにノってなかったんですけど、扇動だとかお客さんの気持ちをアゲる事が上手くて
最後の方には見事にハチゲキの色に染まり切ってしまった自分が居た事に驚きました(笑

そもそも、公式HPで今回の彼らの対バン面子を観てると明らかにノベンバだけ畑違いというか、浮いてるんですよね
他の面子はハチゲキにいかにも合いそうなラインナップなんですけど、それでもMCで「好きだから誘う」
「そしたら、いつも一番始めに返事をくれるんだぜ!!」「それが嬉しい!!」と。
決してジャンル云々では語れない相思相愛感を受け取れてそこがとても良かったと思います
小林祐介もMCで「格好良いと思う事の為に戦っている(バンド)」「争っているのではなく、戦っている」というしっかりとしたコメントを述べていましたし、
確かに同じジャンルで固まった方が観やすいでしょうけど、そうじゃない対バンもあるんだ、
相思相愛だから成立する「志を同じくした」同士の真っ当な対バンだってあるんだなあ・・・とこの日もしみじみ感じていました
3月のガリレオガリレイの企画に出た時も感じましたけど、単純なジャンル云々で繋がるんではなく、もっと根本的な、
それぞれがそれぞれに信じてやっている音楽、その志の高さで繋がるような対バンっていうか・・・。
それをここ、既に大好きな街である仙台で観れて本当に良かったと思う。
今はバンドとアイドルも対バンとかしてますけど、
そういう「志」「気高さ」で繋がる対バンももっと増えてもいいんじゃないか。ってこの日も改めて感じました。

にしても、一番初めに返事してくれる。っていうのは正直イイですよねえ(笑 なんかニヤニヤしちゃいましたね。
小林祐介は傍目から見ていると本当に真っ直ぐな人だ。そして、そんな嬉しさを素直に表現した塔山さんもまた素敵な人でした。


ハイライトは、塔山さん自らが集めた男子の上に乗っかって高らかに歌う場面ですね
実は俺も支えてたんですが、あそこは“訳分からんロックのパワー”を存分に感じてカタルシスが凄かったです
アンコールでの執拗な客いじりと「塔山抱いて~」ってコールを観客にさせたり(笑
更に人間ピラミッドを作らせて破壊、
その勢いのままモッシュ合戦~とやりたい放題で破天荒、
だけど、その訳分からん感じが最高に燃える!!パフォーマンスは正に最高以外の何ものでもなかったです
ちょっとDMBQのライブを思い出すような、はちゃめちゃっぷりが痛快で正に先述のようにこれ以上ないくらいにスカッとするライブでしたね。
なんか20年ぶりくらいに人間ピラミッドなんかやったんですけど・・・(笑
いやあ、本当訳わかんなくて最高だったと思います。
訳分からないのも間違いなくロックの魅力の一つ、ですからね。
アンコール前に、アコギを弾きながらしとやかに奏でた曲も新鮮で良かったな。と思いつつ
ライブ終了後の(自分も含めて)みんなの光るような笑顔が何よりもその鮮烈さと付随する充足感を物語っていました。
正直始まった時の印象と終わった時の印象の変遷っぷりが見事でした。ハチゲキッズになってしまったような夜でした。
ありがとうございました!!














自分的に(行く前から)思い入れたっぷりだったマカナで、
ここまで素敵なライブが観れた事がまず嬉しかったですし、
また一つ東北で大切な記憶が付随する場所が生まれて本当に良かったな。と思います
「仙台最高。」と言って去って行った塔山さんの発言を浴びて、なんだか自分も仙台市民の一員に一時でもなれたような(笑
そういう地元の空気に混ざれる感覚なんかも遠征ライブの素敵なところですね
また、仙台に帰って来たいと思いますし、ライブも観たいですね。
それと観客の皆さんも多少シャイさを感じさせつつも、最高の音には素直に身を任せてしまう「素直さ」なんかにシンパシーを感じれて素敵でした。
仙台MACANA、とてもエッジィな音が際立つ、尚且つはっきりとした思い入れも生まれましたので機会があったらまたここで好きなミュージシャンを観たいですね。
初の仙台ライブがこんなにも深い感動や衝撃を持ち帰る事が出来る感慨深いものになるとは、という感じですが
それもまた一つのミラクルだったのかもしれないですね。また一つ、大切にしたい夜が生まれました。
THE NOVEMBERS、0.8秒と衝撃。、それぞれのスタッフ、マカナの皆さん、
そしてこの日一緒に盛り上がったお客さん全てに感謝を。

ちなみに、THE NOVEMBERSは今週新譜発売して、先述のようにそれに伴うツアーが来月から始まります
そのツアーにもいくつかの会場で参加する予定です。なので、お好きな方は是非そこで一緒に楽しみましょう。
この夜もギラギラとした音も魅せつつ、慈しみやたおやかさも感じさせる音もたっぷりで非常に素晴らしかったです。
心洗われました。本当に遠征して良かったな、と思いますし、機会があれば色々なハコに行ってみたい!って気持ちも高まりましたね。
勿論、即完するような地方公演は控えたいとは思いますが(笑
これからも、色々と、楽しみ。




この間茨城でライブが観れたのも本当に良かったし、
この日仙台でライブが観れたのも本当に良かった。
そんな風に思います。
兎角胸いっぱいになるライブでした。



五味岳久/小林祐介/木下理樹 「Across KNNN Street」@新代田LIVE HOUSE FEVER 15.9.28

2015-10-07 | LIVE
                                       
先週の月曜日、このイベントを観に新代田に行ってました。









正直、かなり自分好みのラインナップで、
最初は小林祐介木下理樹みたいな感じだったんですけど
そこに気が付いたら五味岳久が加わり、更に伊東真一(exスパルタローカルズ/HINTO)が木下理樹と、
そして五味岳久が辻友貴(cinema staff)とのコンビ編成になっていて相当豪華な面子になってたんですよね
こんなにも自分の好きなボーカリスト、ミュージシャンが集まる日も早々ないので多少無理してでも行きたいと思ってたのでした

この日はお酒を飲みながら、ゆらゆらと心地良く観てました
そしてそれが似合う雰囲気と演奏と歌ばかりで兎角気持ち良かった、というのが個人的な本音ですね
だからセットリストの記述もいつもより曖昧な感じになるのをお許し下さい
弾き語りだからこそ、伝わって来る情感や想いもあり、それが何より素敵な一夜だったかな、と振り返って思います。では以下。









五味岳久+辻友貴

楽園
Nowhere/どこでもない
つむぐ(新曲・表記適当)
フランジングサン
海の果実
NAGISA


実はLOSTAGEのライブ自体はもう何度も観てますが弾き語りは初めてでした
帽子を被ってお酒を飲んで、いつもとは違って(?)穏やかなムードの五味兄が新鮮だったんですけど
更に新鮮だったのはシネマスタッフの辻くんとのコンビネーションでした
MCでは五味兄「(今度)遊戯王やるんやろ?」
辻「はい・・・」
みたいな、
ちょっとした後輩イジリ(笑)なんかも観れて(ちなみに先述のMCも曖昧なものです、あしからず)
かと思えば、辻くんが新代田にレコード店を開いて経営してる事に関して素直に嬉しい、応援する、って気持ちを露わにしたり、
開店の際には個人的にお花を贈った事も明らかになって、そういう先輩後輩のやり取りや距離感・・・みたいなものも観ていてすっごく楽しかったですし、
それはバンドセットでの五味さんのライブでは有り得ない光景でもあるので、そういうのがいちファンとしてニヤニヤしてしまったり・・・というのはありましたね。
思ってた以上にMCで絡むなあ、というか、思ってた以上の相性の良さがあってその意味でも楽しかった公演

「折角東京に来るんやし・・・」という事で書き下ろした弾き語り用の新曲「つむぐ」(だったかな。表記も適当です)が
とても牧歌的で、少年の頃を思わせる作中観でとても聴いてて沁みる新曲だったんですけど
五味兄が「これレコードにして、二人で売りに行くツアーやりますわ。」的な(!)事をMCで言ったんですよ!
それマジですかっちゅうか、ワクワクしちゃいますよっちゅうか、期待しちゃうんですが!って感じなんですが!!(落ち付け
実際に実現したら、それは本当に楽しみですし是非参加したいものですね

ブッチャーズのカバー「フランジングサン」も良い塩梅の演奏で、
具体的に書くとサビの発音が原曲よりもはっきりとしてるのが新鮮で良いカバーだったと思います
こういう風に、この間ロストインタイムが「9月」を演ってくれたのもそうなんですが
今でも彼の後輩のバンドマンたちが彼の曲を“生で”演奏してくれるというのは単純に中学生からのブッチャーズリスナーとしてもとても嬉しいです
凄く優しい「フランジングサン」にも仕上がっていて、そういうアプローチもまたアリだなあ。と思えたのも良かったですね。

情感溢れる「海の果実」、辻友貴のギターもまた良い具合に歌と寄り添うようなサウンドで実に堪らなかったですね
そして、個人的なハイライトはいつぞやの新宿ナインスパイスでも感激してしまった超久々の「NAGISA」でした
あの物憂げな作中観が、辻くんの繊細過ぎるギターサウンドに乗せて、丁寧にしっとりと歌われる・・・
正直この日もちょっと涙線に来てたんですが、そんな風に思い入れの強い曲を、
しかもソロで演ってくれるとは思っても無かったので
不意打ち的に感激しちゃった部分もあったかも分かりません
それでも、ちょっと力強い声で最後「僕等はまだ 美しい夢を見てる」って歌われた時に感じた琴線が揺さぶられるような感動は真実だった様に思う
また五味拓人さんに負けずとも劣らずにドラマティックなフレーズを添えて来る辻くんの仕事っぷりが堪らない(笑
本当にきれいなものを観たな、美しいものを観たな。って気持ちでいっぱいでした。
自分の評価とは関係ない事を前置きした上で、周りの方々も称賛してて、それもまた個人的に気分が良かったです。
また、この二人で観たいな。期待します。



小林祐介

37.2°
エメラルド
最近あなたの暮らしはどう
chernobyl

他、洋楽カバー曲等



他の出演者が伴奏メンバーを引き連れて来る中、唯一ソロで出演した小林祐介
曲目も今のこの時期に、そして個人的な心情にぴったりフィットするものばかりで
その意味でも堪らなかった久々のソロ
ちなみに彼のソロを観るのは実に3年ぶり(!)でした

「雨がこのままやまないなら 歩けないよ 溺れちゃうよ」ってフレーズに、
ソロで弾き語りで、しかも青暗い照明の演出も手伝って作られている哀愁溢れる作中観に思いっ切り感情移入しながら聴いていた前半、
まるでどこかの場末のバーで聴いているかのような趣溢れるステージングはとても印象的かつ心地良いものでした
途中、Travisの「Closer」の好カバーも交えながら、ソロでは定番の「最近あなたの暮らしはどう」なんかも実に聴き入ってしまう出来
正直「もうこれ以上」って感じる事も多いのでその意味でもこの曲のフレーズには気持ち助けられました
サビの心をくすぐるようなフレーズと歌声にも胸打たれつつ・・・
ソロで演奏するのに想像以上にハマってた「chernobyl」なんかもジワジワ来る出来栄えでとっても素敵だったなあ。

MCでさり気に笑いを取ってたりもしましたけれど(笑
ああいう良い意味でグダグダなのは昔のノーベンバーズのMCっぽいな~とかさり気にニヤニヤしつつ、
まるで誰かに花束を贈るかのような、そんなしっとりとしつつも心地良い空間が拡がっていたステージでした。良かった。



木下理樹

ダニー・ボーイ
君は今光の中に
Perfect Lovers
Sweet Sixteen
カノン
シャーロット
Call 4 u
バウムクーヘン
汚されたい
スカーレット




凄く曲順も曲数も曖昧なんですが、大体演ったのはこの辺かな
アートスクールからキリングボーイまで割と有名どころの曲を歌ってくれて兎角気持ち良かったな~っていうのが正直な感想なんですけど、
演奏自体に関しては途中でトチる場面があったり、ギターの電池が切れて、しかも替えのギターがなくて立ち往生してたり
ある意味らしいっちゃあらしいんですけど(←失礼な奴だ)、多少グダグダな部分もありました
シネマスタッフ辻友貴がセッティングしたギターにて(ここでも良い仕事っぷり)演奏再開、
最後にはレア曲(曲目失念)も演奏して最終的には和やかに気持ち良く終わったので結果としては良かったです

ただ、そんな事がどうでもよくなるくらいにカバー曲の「バウムクーヘン」がとても心に残りました
遠くへ行ってしまった大好きだった友人の歌~というニュアンスで歌われたと思うんですが(志村さんの歌ですね)
凄く一つ一つの言葉を丁寧に、感情を込めて、でもどこからどう聴いても木下理樹の歌にしか聴こえないその感じが素晴らしかったな、と思います
歌詞の内容も彼に、そして彼の音楽を熱心に聴くタイプのリスナーに合ってたな~って思うんですが
それは斯く言う自分も同じで、「でもね 何だか複雑なんです」「怖いのは否定される事 僕の心は臆病だな」辺りは、
もう今でも思い返すだけで感情移入してしまう出来栄えとフレーズで、しかも、木下理樹の心情吐露にも聴こえてしまう節もあったりして
勿論これは志村正彦の曲なんですけど、それでもなんか個人的にはそういう感じもしたんです
その「そういう感じ」が非常に堪らなかったのと
自分にも重なってしまって、
この曲は今まで自分が聴いて来たカバーの中でも随一に素晴らしいなあ。なんて思ってしまいました
正直この日この曲のこのカバーを聴いて自分ははっきりと、もっと「バウムクーヘン」を好きになれた感覚があります。
誰もが思ってるけど、弱みを見せるようで簡単には口に出来ない事をはっきりと歌ってくれる(自分にとって)尊い曲だな~、と。
特に自分はこの日初めて木下理樹によるこの曲のカバーを聴いたので、より深く鮮烈に沁み渡った感覚がありますね。
「でもね 何だか複雑なんです」
「怖いのは 否定されること」
全くだよ!
っていう。
それを木下理樹っていうフィルターを通して聴けた事が何よりも嬉しかった。
この日は五味さんが「フランジングサン」演ったり、木下さんが「バウムクーヘン」演ったり、そういうのが・・・「なんだかイイなぁ。」って
振り返ってしみじみと感じますね。


勿論、自前の曲も良かった。
前向きさ溢れる「君は今光の中に」には素直に胸打たれたし、
個人的に歌詞が大好きな(笑)「Sweet Sixteen」も歌ってくれて嬉しかった
感情剥き出しの「カノン」にも揺さぶられたし、メロディアスな「汚されたい」も心地良くて。
こうして聴いていると、どの曲もポップなんだなあ。ってふと感じたりもして、
図らずも“木下理樹の書くメロディはポップセンス溢れるものが多い”って事実の再確認も出来てそこも良かったですね。
伊東さんのギターも煌びやかに、しとやかに彼の歌とギターに寄り添ってる印象でとても恍惚的でした。
っていうか、先述のようにミスややらかしもあったんでその意味じゃ彼がずっと支えてたような感じでもありました。
 でも、久々に観た木下理樹もやっぱり素敵でした。友人の歌を丁寧に真剣に歌う様にもグッと来ました。
そういう訳で終始、心地良かったこのイベントもこれにて幕引き。
演者の皆さん、スタッフの皆さん、お客さん(突発的だったのにも関わらずソールドアウト!)、
どうもありがとうございました。
想像以上に心に残る夜に仕上がって個人的に胸いっぱいでしたね。















こういうお酒を飲みながらゆらゆらふらふら、気楽に観てそっと感動するような
アコースティックなイベントもこれはこれで良いなあ。なんて再確認
ちょっとアットホームな感覚なんかもあったりして(笑
バンドセットじゃなきゃ観ない!って方も機会があったらフラフラ遊びに行っては如何でしょうか。これはこれで味わいも、カタルシスも大きいので。
LOSTAGEもTHE NOVEMBERSも、ART-SCHOOLも大好きな自分にとっては堪らない夜でした。感謝!

ちなみに前日、茨城は水戸でcinema staffのライブを観てたので、何気に辻くん二夜連続で観た事になります(笑
それもなんか嬉しかったし、昼にセトリ送られて即座に覚えたっていう彼の腕前も堪能出来て二重に良かったですね。
ずっと覚えていたい夜の一つ、でした。






2015年 秋の新作アニメチェック!

2015-10-05 | アニメ(情報・グッズ)








もう始まってますが・・・(恥)








10/1(木) ランス・アンド・マスクス 1:46~ TBS
      ヤングブラックジャック 2:16~ TBS

10/2(金) ハッカドール 11:00~ 東京MX
      ヘヴィーオブジェクト 12:30~ 東京MX

10/3(土) 学戦都市アスタリスク 11:30~ 東京MX
      うたわれるもの 偽りの仮面 1:00~ 東京MX

10/4(日) コメット・ルシファー 10:30~ 東京MX
      コンクリート・レボルティオ 11:00~ 東京MX
      落第騎士の英雄譚 12:30~ 東京MX
      ワンパンマン 1:05~ テレビ東京

10/5(月) スタミュ高校生歌劇 12:00~ 東京MX
      おそ松さん 1:35~ テレビ東京
      ゆるゆり さん☆ハイ! 2:05~ テレビ東京

10/6(火) 緋弾のアリアAA 12:30~ 東京MX
      アニサン劇場 1:05~ 東京MX
 
10/7(水) Dance with Devils 11:30~ 東京MX
      櫻子さんの足下には死体が埋まっている 12:30~ 東京MX
      対魔導学園35試験小隊 1:05~ 東京MX

10/8(木) 俺がお嬢様学校に「庶民サンプル」としてゲッツされた件 10:30~ 東京MX
      すべてがFになる 12:55~ フジテレビ 

10/9(金) 新妹魔王の契約者BURST 1:40~ 東京MX

10/10(土) ご注文はうさぎですか?? 10:30~ 東京MX

10/12(月) VALKYRIE DRIVE 12:30~ 東京MX


*他にも大人気シリーズの続編や2期等沢山アリます
あくまで上記は自分が観る用・・・ですね







うん、もう既に始まっている・・・んですが実は何一つ観てません
この時点で「今期もまたHDDに溜め溜めしちゃうんですか?あ?」という心の声が聴こえてますけど、
そんな事態にはもう二度と(←ここ重要)しないつもりです
そうですね・・・週末に福島~仙台の方に行った挙句、
そのまま千葉で高校野球を満喫してたので
体力の消耗が半端なく、
夜はさっさと寝ちゃう日々が続いてますが、なんとか時間と気力を作って一本ずつ大切に観ていきたい次第であります

前期は、「のんのんびより りぴーと」とWUGの毎日各話感想、そして劇場版の感想などを書きました
今期は、どうなるかなぁ~と思いつつ、まあ自分なりに頑張っていきたいと思います
取り敢えずはやっぱ「観ること」と「感じること」ですね
「後で観よう。」が習慣になってしまうと、
そのままズルズル行ってしまいますし、
取り敢えず観てれば、観るモードじゃなくても観てれば何かしら感じるものはあるはずなんです
後はそれに身を任せればいい・・・っていうのは今期一気観していてつくづく感じました
っていうか、一気観も一気観で「それなりに楽しい」のがまた困るんですよね(笑
特にストーリーものの場合はね。溜めてた分一気に進む訳だから。完全なストレスフリーですよね。

ま、それでも、それが過ぎて全体を追えなくなっちゃうのでは本末転倒ですね
なんか毎回こういうしょうもない事しか書いてない気がするんですが・・・
それでも前期は前期で自分なりに感情を言葉に出来ましたし、
まあ「まだまだ」「もっと」って部分は当然ありながらも
それでもある程度自分で納得出来たんならそれはそれで良いじゃないか、とも思ってます
これからもっともっと自分の感情を素直に言葉にして更新出来るように努力していきたいですね。
別に自己満足でもいいんでしょうけど・・・でも、自己満足の為に使う時間とは?って気持ちもあるから。
ちゃんと伝わるようにね。日々精進ですね。



前期は、たまに感想書いてるアニメ以外の感想もツイッターで呟いてたりしました・・・
って具体的に書くとワーキングとクラウズだけですけど(笑
その辺はまだ意識改革の余地アリ・・・ですかねえ。
ただまあ、無理にやってても辛いだけなので
割と気楽に自由に、でももうちょっとフットワーク軽くやれればいいな、と思ってます。色々な意味で。

そんな訳で、今期もお互い良いアニメライフを。って事で〆。




LOST IN TIME 『DOORS』Release tour 『TOURS』@水戸LIGHT HOUSE 15.9.27

2015-10-02 | LIVE
                                       
先週の日曜日、LOST IN TIMEのツアーを観にはるばる水戸市まで行って来ました。









初日千葉公演以来の『TOURS』参加です!
その時も書きましたけど、自分「DOORS」ってアルバムが大好きでして
このツアーに関しては一箇所だけじゃ物足りない、是非何箇所も観てみたい~っていう気持ちがあった
曲が育っていくのを観たい、それぞれの土地で鳴らす「DOORS」のツアー模様を観たい、という気持ちが強くありました
同じツアーでも場所によって観た感触が違ってたりもしますからね 横浜は都合があって行けなかったので、ならば水戸に行こう!と。
結果的には、凄く感情揺さぶられましたし、力ももらいましたし、水戸公演「ならでは」の良さもちゃんとあって自分的にとても楽しめました
何よりも、全体通して温かかったし、それでいて熱くもあった、トータルでものすごく盛り上がった一夜でもある・・・というその“熱量”ですかね
それが最も自分の心に強く残ってくれて、また一つ忘れられない(嘘じゃなく)夜が生まれたのでした
自分とは一見関係のない土地に思えても、その土地で待ってた人々の気持ちを感じられたり
どの場所でもしっかりとステージに大きなものを残して去っていくバンドマンの矜持、
そしてその土地でしか感じられない「空気」があるからこそ複数参加は面白い。
そんな事を改めて感じた水戸公演でした。
終わって駅まで歩いている時にちょっと泣きそうになったその感情がすべてだったのかもしれない。とか思います。

で、初茨城!初水戸!ですよ 
人生初の茨城県、う~ん、感慨深い。っていうのも地理的には隣県に当たる場所ですから一度行きたかったですし
まあ、観光とかそういうのは時間がなくて出来なかったんですけど、水戸ライトハウスにも行ってみたかったですしね
何よりちょっと遠いところの知らないライブハウスに行くのって楽しいですからね
だからこの日もそういう意味ではめちゃくちゃ楽しかったんですけど、
ただ、想像以上に水戸は遠かったですね(汗
熊谷も遠いなあ、って思ってたんですけど間違いなくそれ以上
行きも帰りも特急を使わなければ間に合わない感じだったんですが、なんと都合の良い事に行きも帰りもピッタリだった・・・というか
「あっ、開演までに間に合わね」と思ってた矢先に特急が来るし、逆に帰り「これじゃ終電逃しちゃうな」って思って駅に着いたらちょうど特急、、、と。
そもそも調べとけって話ではあるんですけど(笑 上手い具合にスルスル行けたのは正直ラッキーでしたね
 それで、水戸ライトハウスの音響は確かに物凄く良かったです
ダイナミックなサウンドが楽しめるライブハウスで、ロストの時に最前付近に行けたのですが
ガンガン音が襲い掛かってきて正直めちゃくちゃテンション上がってしまいました(笑
場所も分かりやすかったですし、終演後のドリンクもスムーズに受け取れるので凄く良いハコだなあ。なんて思いました。
何より横に広くてステージがかなり観やすいのが小ハコながら気が効いててこのハコの素敵な所だな、なんて。
初水戸ライトハウス、予想以上に好感触でした。内房から水戸はもんのすごく遠かったけれど、
また機会があったら茨城でライブ観たいですし、観光もしてみたいですね。












スーパーアイラブユー

のっけから「嘲笑には笑顔で中指を」っていうテーマの楽曲で胸が熱くなった
早速「いいねえ」って気分になれたので終始楽しく観れた気がします
ちょっと乱暴な表現かもしれませんが、「パンクを採り込んだベースボールベア―」みたいな印象でした
途中、凄くノリの良い、SUPER I LOVE MUSIC & SUPER I LOVE YOUっていう曲が物凄くテンション上がって良かったですね
MCも熱くて、ロストインタイムがいかに好きでいかに衝撃を受けたか、それとこの日を夢見ていた事
そしてアルバム出したんで対バンして下さい。と直に申し込んだらこうなったこと・・・など
ロストファンとしても「嬉しいなあ」と思える情熱っぷりがとても素敵でした。
後ギターの方のヨレヨレのシャツを見てボーカルの方が「レイプされた後みたい。」ってつぶやいたのが面白かったですね(笑
凄く“青春”を感じさせるバンドでとても素敵だったと思います。熱く生きる事は、決して悪い事じゃない。むしろ、素敵。っていう。



cinema staff

1.drama
2.thema of us
3.白い砂漠のマーチ
4.great escape
5.exp
6.YOUR SONG
7.GATE


水戸は久しぶりだったそうです
ニューアルバムのツアーで組んでなかったのかな、って調べたら来てませんでした
その前のアルバムのツアーの日程も調べたら来てませんでした
だから本当に久々だったんだなあ・・・と ちなみに前に水戸に来た時もロストと一緒に来たそうです。またロストと水戸に来て欲しいな(笑

千葉の時にも書きましたが、いつの間にかすっげえライブをするようになっていたシネマスタッフ
勿論自分はインディーからシネマのライブを観てたしその頃もその頃で感動したライブいっぱいありました
ただ、その時とはライブの質が違うと言うか、音の太さも全然違うし観客の盛り上がりも益々大きくなってる訳で
そういう光景を見せられたら流石に「進化してるなあ・・・」なんて書かざるを得ないんですよね。
初期衝動から、みんなを巻き込んで一気に大きなカタルシスを生み出すバンドへ。
特に「exp」なんかは超ご機嫌な演奏に反骨精神の乗った歌詞が極上で
物凄く「やってやるぜ!」って気概を貰えた気がします
前のめりに奏で切った「thema of us」の勢い、
あの頃よりも上手くなった歌で激しく、かつ叙情的に響いた「白い砂漠のマーチ」も堪らなかったし
よりバッキバキに、ダイレクトにガツンと来る演奏をしてくれて気持ち良さも半端なかったです

そして、バラッド「YOUR SONG」が相変わらず素晴らしかった
美メロ主体の故郷に対する想いを綴った歌詞は
正直胸に響くものがあり、
最近特に「故郷」とか「地元」って言葉に弱くなってるのも手伝って
やたらとグッと来てしまいました そういう年頃なんですかね。
また、それぞれの人々の故郷にも行きたい気分になりました
音源の発売も楽しみですね。でも、この曲はライブで初見で聴いても響くと思うので是非機会があれば。
最後の「GATE」も哀愁漂う、雰囲気たっぷりの終わり方でとても良かったと思います
辻くんの泣き叫ぶような表情がとても鮮烈で胸にささやかな、でも心地良い傷を残すような一曲でした。

あと、MCで話してたんですが
ロストのオフィシャルで海北さんと飯田くんが対談企画をやってるんですよ。飯田くんだけじゃないけど。
その企画後に軽く飲みに行こう。って二人で寿司屋に行ったら5時間も話し込んでしまい
尚且つ海北さんが知らない間に勘定を済ませてた・・・って話は色々とスゴイな、って思いました
なんか熱くていいなあ。って思いましたし、そういう海北さんのさり気なさも格好良いですよね。敢えて「払うよ。」とか言わないっていう。

しかし久野くんのドラミングは本当に段違いに迫力が増してました。
中でも「great escape」のは特に臨場感たっぷりで聴き入ってしまいましたね
以前よりも一音一音の音の太さが増している感じ?今後のシネマも、千葉と同じ事を書きますがホントに楽しみになりました。
また久しぶりにワンマンも観たいな。



LOST IN TIME

1.366
2.Synthese
3.列車
4.教会通り
5.小さな隣人
6.No caster
7.26
8.希望
9.22世紀
10.燈る街

11.30
12.hurry
13.home

14.きのうのこと



この日もたっぷり演ってくれました!(嬉)
一曲目の「366」からして、多幸感溢れるスタートでやはり堪らない
この曲はすっかりロストのアンセムと化した気がして今や凄く好きな一曲です
続く「Synthese」はよりアンサンブルの躍動感が増していてその臨場感に夢中になりました
「誰もが見慣れた挫折の後で」すっかり見慣れてしまった挫折からもう一度立ち直る勇気を貰えた。
そこからこのツアーでは定番の流れなのかな、「列車」を上手い具合に繋いで熱演
海北さんの震えるような歌声にもジーンと来てしまいました
「教会通り」と「きのうのこと」のナンバーが続く

そして「小さな隣人」はもう本当に・・・堪らなかったですね
この曲は新譜でも特に大好きな曲なのと、繊細な歌詞が胸にガンガン響いて正直かなり琴線揺さぶられましたね
単純に音としても気持ち良かったですし、あんまりライブ向けって印象なかったけど、相当良いアクセントとして機能してます
この曲は今後も定番化をお願いしたいくらいに良かったんですが、実際定番化するかは未知数なので
今ツアーで大切に聴いていきたいと思ってます。風通しの良い生演奏がまた最高なんですよね。
 千葉の時と変わらずアレンジが施されていた「No caster」!
歌詞の内容も身に沁みましたし、不穏さを更に増した音像は相変わらずめちゃくちゃ格好良かった
ゾクゾクするような退廃的な作中観は本気で痺れるので、ファンだけどライブには行かないって方にも是非観て欲しいですね
冷やかな視点とそれを助長するスリリングなアンサンブルは早くも完成されている模様でした。


熱量たっぷりに「26」、
この曲も最近のライブではオリジナルのイントロが施されていて
ブリブリとベースプレイに熱中する海北さんもまた格好良いんだわ
ロストは新譜でも感じましたけど、インストナンバーもかなりセンスあるので
海北さんのベースラインの気持ち良さをもっとアピールする為にもインスト曲を増やしてもいいかも分からんですね
それくらい生で観ると、海北さんはあの独特の歌だけじゃなくベースプレイもかっこいいんすよ。

アウトロの源ちゃんのドラミングにも痺れた「希望」、
この日はいつも以上にガムシャラで前のめりでそのテンションに相当感化されちゃいました
歌もよく響くし、よりアンセム感が強くて、自分も足掻き続けたい・・・!という気持ちを改めて持たせてくれたありがたいアクトでしたね
「22世紀」でもそのエネルギーと、そしてパワフルなバンドサウンドが気持ち良さ満点でテンションは最高潮!
「振り下ろされた拳を前に両手を後ろには組めない」「ここまで生きて来られた事を奇跡と思わずにいられない」の辺りは思わず頷き握り拳を作ってしまいます
物凄く感情揺さぶられる一曲でこの曲ももっともっと聴きたいなあ、と。

最後は、千葉でも凄く良かった「燈る街」。
あの時は涙線をくすぐられる感じでしたが、この日はもっと聴いててニンマリ出来るような・・・
自分にとってはそんな「燈る灯」でした。その前にスーパーアイラブユーの対するアットホームで優しいコメントがあったからかな
なんだか素敵な気分で本編は終了。またも、地元や故郷に対する意識をさせられる楽曲でそこもまた堪らなかったですね。


アンコールは、まず源ちゃんがシネマの「望郷」を途中まで、しかも「でしょうーーーーー」のところを敢えて歌わずに(笑
粋な演出からスタートしました まずは「30」を歌って、続けて、またも嬉しい「hurry」!
このインスト曲めちゃくちゃ大好きなんでライブでも演奏してくれるのが本当にテンション上がります
海北さんの這いまわるようなベースライン、三井さんのスピード感溢れるギター、タッピング
そして源ちゃんの活きの良いドラミングとこういうのは今ツアーならでは?ですな
まあツアーが終わっても「home」の前には演奏するかもしれないけど。
彼らの辿って来た人生をも匂わせる「home」を高らかに響かせライブは終了、
この曲はファンとの絆的な要素もあるナンバーなので余計にジーンと来ましたね。そして、シンプルで、潔い。

なんとダブルアンコールも敢行してくれました、
それくらいに良いライブでしたからね~
最後の最後は「きのうのこと」
これが・・・
最高の出来でこれがきっかけで先述のような、駅まで向かう途中で泣きそうになってしまったのでした
あの日あった色々なこと・・・嬉しい事も、そうじゃないことも、複雑な事も、全部含めて鳴らしてくれるような、そんな音に
自分を重ねてしまって、それもあってそこまで感情移入してしまったのかもしれません
限りなく孤独に寄り添うような海北さんの緩急付けたボーカルもまた素敵でした。
嘘とかお世辞とかじゃなく、またこの曲をより好きになれた気がしました。
あのシーンは、あの演奏はきっと忘れられませんね。
いつぞやの新代田FEVERで聴いたのもあれはあれで凄かったなあ、って思うけど。
本当にガツンと来て、胸に沁みて、また活力と糧を貰えるような、繊細な部分にまで触れてくれるようなセトリ&ライブありがとうございました!!

『TOURS』には、また参加するつもりです。その時まで、是非良い夜を。いちファンとして願ってます。
そしてスーパーアイラブユーの皆さん、シネマスタッフ、ロストインタイム、各バンドのスタッフ
ハコのスタッフの皆さん、そしてこの日共に熱狂したお客さん達に心からの感謝を。
初の茨城、初の水戸ライトハウス、間違いなく良い思い出になりました。ありがとうございました。
















いやーしかし普段行かない街でライブを観るのは楽しいですね!!
それに、これで普段行く千葉・神奈川・東京に加えて埼玉・栃木・茨木と関東6県のライブハウスにお邪魔する事が出来ましたよ!!!
北関東3県の中で唯一訪れた事のない群馬や、東京の隣県である山梨にも行って関東圏いつか制覇したいっす。
他の地方のハコや空気にも触れたいですし、まだまだ夢っていうかワクワクは尽きないですな。
凄く、凄く胸がジーンとして満たされるような夜でした。茨城のハコにもまたいつか。

それと、今、このタイミングで、茨城に行けて、ライブも観れて、それ自体も良かったです。
散々書いてるけどライトハウスめっちゃ音良かったし早くもお気に入りのハコですね。




千葉LOOK名物のデカポスター。
これが各地を転々としているのも地元民として誇らしい。
またどこかで再会しましょう。



ボクガール80話、もぐささん76話感想 ほか(ヤングジャンプ2015年44号)

2015-10-01 | ヤングジャンプ感想








今日からもう10月なんですね。今年もあと2カ月で終わり!
相変わらずあっという間だった・・・と言いたいところですが、私生活では色々ありました
具体的に書くと新しい傷が増えました・・・って感じなんですけど(笑 そりゃもう、様々な傷跡です。
ただそれが自分の所為じゃないと言うにはあまりにも無理があるのでそれがまた更に苦しいっちゃあ苦しいんですけど・・・。
勿論納得出来ない事や「嘘だらけじゃん。」って失望に近い感情も何度か味わいましたが
それもまた人生である事は否定は出来ない
なんだか上手く行かない事だらけで、悪い意味で不器用過ぎるせいで日々落ち込んでばっかの今年でしたけど
何故かその分強く記憶に残る一年になってしまっているのも「皮肉だなあ・・・」というか。

夏に忙殺されてる時、
深夜に始発の電車を待ってる間に
ワクワクしながら読んだ「ボクガール」に本当に救われました
救われたっていうのは詳しく説明すると、疲れて嫌になった時に読んで、その時だけは物凄く楽しい気分になれた
瑞樹の可愛い表情に辛さを忘れるほど夢中になってしまった・・・という事ですね
もう毎週瑞樹や藤原さん、猛やロキちゃんの様子を眺めるのが生き甲斐になってるので
小説版も発売された事ですし、末長く愛されるコンテンツになればいいなあ。って願っております
っていうかそうなってくれないとリアルに困ります(笑
そんな訳で今週のヤンジャンの感想です。











ボクガール #80 ボクの写真

見にいくよぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!(お前じゃない)


藤原さんは、瑞樹に傾きかけたかな?と思ってましたが、
未だに猛に対する気持ちも残っているみたいですね
そりゃそうだ、
自分を変えてくれたきっかけの人であり
瑞樹よりも前から彼に対する恋慕を抱き続けて来たんだから
藤原さんの「伝わらない気持ちってあるから」ってセリフには恋愛漫画としての“切なさ”を感じました
そしてそれは、瑞樹にとっても藤原さんを想う気持ちに重なったのかもしれないですね
そんな瑞樹の切なげな表情もまた叙情的でいいなあ・・・なんて思いました

ただ、そういう強い想いがある中でも瑞樹に対してドキッとしたり、意識したりするシーンが多々あるっていうのは
恐らく藤原さんの中で「揺れてる証拠」であり、それがいつかはっきりと描写されるって事もあるのかな・・・?と思うとワクワクするのも本音です
真っ当に“恋する乙女”な藤原さんもやっぱり素敵で、可愛いなあ・・・なんて思いつつ
それが瑞樹に本当の意味で向かう時が個人的に楽しみです
もしかして、この文化祭編でその辺ちょっと進展あるかもしれないですね?
それもまた楽しみですし、瑞樹の息子の行方に関しても正直めちゃくちゃ楽しみですね(笑 



カワイイ。

まったく、息子の素行不良を心配するだなんて、瑞樹は父親失格、監督不行き届きですな(笑
これじゃ猛のこと「エッチ!!」とか批判出来ねえよ(笑
自分だってムクムクを抑えてる訳だしねえ。
ただ、正直同情は出来る
だって、目の前に大きなおっぱいがあって、それが役得で身体に触れるって時点で健全な男子高校生なら反応不可避ですからね
自らの欲望に正直になってしまった猛とは状況が違う訳ですからね
それを考えるとムッツリ!とパッと思いつつ、「仕方ない」とも思うし、「可哀想」とも思う
だけど、一番思うのは、そんな息子の心配をしている瑞樹もまた可愛い。って事です(結局それか)
正直瑞樹の息子なら愛せるって思うけど
不良息子に涙目の瑞樹も見たいって思うけど
・・・すいません。
いや、ここは瑞樹と「瑞樹自身」を信じたいと思います
信じたいと思いますっていうか、本当にご起立しちゃう展開も、或いは耐えて瑞樹がイケメンを貫く展開も両方有り得そうだから
どう転ぶか分からんなあ。っていうのが本音ですね。こう見えて瑞樹は頼れるとこいっぱいあるしなあ。
でもなんか、瑞樹は男の子してても可愛い~っていうのがなんだかズルいし、
逆に言えばそのズルさこそが最強のストロングポイントなんだよなあ。って改めて思いました
いくら男の娘キャラだからって、思春期男子の相様にここまでときめけるのも貴重だなあ、と(笑
猛も猛で隠れムッツリでしたけど、瑞樹も瑞樹できちんとオナゴに興奮しちゃう男の子でしたね♪
そんな瑞樹の思春期男子っぷりもまた本作ではかなり新鮮ですし、
きっちりと面白味のある展開に仕上がってて大満足でした。
キスシーン指摘に動転してる瑞樹も可愛かった・・・!



検索ワードを眺めてると、たまに「藤原さん かわいい」「藤原さん 風呂」で検索して来てくれる人がいます
自分以外にも(当たり前っちゃあ当たり前ですが)藤原さんスキーな同志がいてちょっと安心したりもしていますが
今週はそんな二人の仲を茶化されたり、疑似デート的な雰囲気もあってそれもまた藤原さんスキー、この二人のカップリング「も」好きな自分には堪らなかったです
慌てる瑞樹も照れる瑞樹も本当に可愛くて、女の子相手でもめちゃカワになれるでしょ?って感じですね(笑
男装する藤原さんもめちゃくちゃ可愛かったですし、あれはあれで(読者的に)需要あるんじゃないかな。って思いました

真っ直ぐな笑顔で藤原さんを誘う瑞樹は、はっきりいって少しイケメンのかほりがしました
そりゃ猛だって素直で良い奴だけど、瑞樹だってイケメンだし、何よりも純粋で明るくて素敵な奴なんだよ。
あの日の猛みたいに、藤原さんを守れるし素敵な場所にエスコートだって出来るんだよ!
あの日の藤原さんみたいに、そんな瑞樹の隠れた「頼れるところ」に少しでも揺さぶられてくれないかな。なんて思いつつ
そんな二人の見開きでのデート模様にも二マニマしてしまいました
この二人は二人で素敵な関係性よね。って思ってくれればいちファンとして嬉しいですし、
完全に藤原さんの気持ちが自分には行ってない中で、っていうか気持ちの変化もまだ知らないのに
ここまでストレートに女の子に優しく出来る瑞樹の“精神的イケメンっぷり”に気付いてもらえればこれ幸いです

写真の下りもデフォルメ効いてて面白可愛かったし、女の子の楽しさに揺れる序盤の瑞樹も可愛かった。
でも今回は、あの日の猛みたいに、知らない間に気恥かしさも遠慮する気持ちも(仲良くなったお陰で)取れて
きちんと女の子をエスコートしてあげている瑞樹の“格好良さ”と藤原さんの笑顔が特に心に残ったかな
気が付けば、瑞樹も瑞樹でまた成長している
そんな瑞樹の想いに少しでもまた藤原さんも敏感になれればいいな・・・と思いつつ
なんだかそんな二人の様子には微笑ましい気分になりましたし、男装の藤原さんにも可能性を感じましたし、
息子の不行き届きを気にする瑞樹の様子もめちゃくちゃ可愛くて満足出来たのでした。
取り敢えず、こっからはかなり俺得なターンっぽくて来週以降がめっちゃくちゃ楽しみです(笑


うーん、やっぱもう本当俺「ボクガール」大好きなんだなって思いました
今週もアンケで応援するのは勿論またファンレターでも送ろうかなと
それと7巻の感想も書いてるのでこっちも是非是非。
ボクガール 7巻 感想
小説版と連動した「抱き枕プレゼント」もまだまだ応募受付中ですよ(俺は宣伝マンかよ 笑)。



もぐささん 第76話 職員室と百草さん


こういう超下らない事を全力でやるシリーズ、大好きですよ(笑
正直伸びるグミでドーナツの袋を(音が出ないように)ぶら下げて四つん這いで猛ダッシュするところはシュール過ぎて初見で爆笑しました
「この人達何やってんだろ・・・」と冷静にならなくても思わざるを得ないんですけど、やってる本人らはマジですからね
いやあ、本当に、いとおしい二人ですね。 何か別の生き物になったみたいでした、百草さんは(笑)。

おまけに、作戦を忘れて目の前のグミに夢中になってしまう百草さんが可愛すぎた・・・!
良い意味で(食が絡むと)おバカな百草さんはそれはそれでプリティというか
表情も益々可愛くなっていて個人的に堪らなかったですね
これならいくらでも奢ってあげたくなっちゃいますね 笑
それがきっかけであの傘回にも出て来た教頭先生に気付かれると言う最悪の引きも待ってましたが、
このピンチをどう切り抜けるのか!?食の為ならある意味命懸けな百草さんが面白かった話数でした

恥ずかしがりながらドーナツの事を話す冒頭の百草さんもなんだか不思議なキュートさがありました、
でも、そんな風に食い意地の張ったお願いを話せるってだけでもある種の進歩というか、
「小口くんなら・・・」って心境の現れだったのかもしれないですね
後は1ページ目の「すっごく大ピンチなの」って慌てて駆け寄る百草さんも可愛かったです
またブレザーの膨らみなんかも目の保養になってイイですよね。ね。













◆グラビアトリ

昔の矢嶋さん、いいじゃん・・・笑
にしてもかなりマガジンの匂いたっぷりの漫画ですね
個人的にこれがマガジン連載でも違和感ないです
そして、割と面白いですね。
コンプレックスを武器に変える、、、か。



◆リクドウ

すっかり苗代ちゃんがリクの嫁状態だなあ・・・
こりゃ、意外と照れるリク拝んでニヤニヤ出来る日も近いかも?
でもこの漫画の事ですからそんなとんとん拍子にゃ行かないでしょうな。
その辺も含めて今後の展開が楽しみ。リクはイイ男だね!



◆神様のハナリ

日焼けっていうか、そのおっぱいで十分モテるんじゃ・・・笑















次号は藤崎竜の新連載が始まるそうですよ
「銀河英雄伝説」の漫画化って事で再び原作付きですね
「かくりよものがたり」の第2部はどうなったんだろうか・・・。
あと新人さんの読切も載るみたいでそれも楽しみ。



Emerald/入江陽/elephant 恵比寿CreAtoグランドオープンイベント「delight」@恵比寿CreAto 15.9.24

2015-10-01 | LIVE








先週の木曜日、つまり約1週間前に恵比寿CreAto(クレアート)というライブハウスのグランドオープンイベントに行って来たんです
お目当てはEmeraldだったんですが、でもアナログフィッシュと髭のメンバーで構成されているelephantにも興味があったし、
何よりも新しいライブハウスのオープンイベントってだけでテンションが上がるじゃないですか(笑
そういう幾つもの条件が重なって「行きたいなあ」って素直に思ってチケットを買ったイベントだったんですが、
正直な話これで前売り2500円は贅沢っちゅうか、本当に物凄く濃密な夜、イベントに仕上がっていてビックリしました
勿論、Emeraldが観たくて、他の面子にも興味があって、ハコにも興味があって・・・って事は
期待値が高く設定されてたのは言うまでもないんですが
それを大幅に超えて来たっちゅうか、
想像以上に素晴らしいオープンイベントに仕上がっていて個人的にかなりの感銘を受けてしまった、、、っていうのが本音だったんですよね
それくらいにどのアクトも掛け値なく素晴らしかった。心動かされた。胸が熱くなった。
しかも、各々別々の切り口で・・・っていうのが特に素敵だと思えた夜で
想像以上にエネルギーと矜持を感じる事が出来た最高のイベントだったと思います。出演者の皆さん、ハコの皆さん、お客さん達、どうもありがとうございました!!
めっちゃ気持ち良い夜で今思い出しても気分がいいですね(笑

で、恵比寿クレアートは駅からはそこそこ近いハコでした
リキッドルームのちょい先くらいでフレッシュネスバーガーのすぐ近くにあるので場所も分かりやすかった
トイレがステージに行く途中にあるのもポイント高いし、真っ白な装飾もきれいで気分が良かった・・・んですけど
やっぱ音響が良かったのとここは後ろに映像が使えるビジョンがあったのが大きかったですね
ムーディなライトの演出も素晴らしくてお酒飲みながらゆらゆら観るにはピッタリのハコだなあ、と
一発で好きになったのでまた自分の好きな誰かがここで演って欲しいな、って素直に思いました(笑
カシスオレンジも美味しかった。












Emerald

1.サキソフォン(新曲・ありのままのなれの果て~)
2.新曲
3.After Blue(新曲・ロマンチックな声を探そう)
4.Summer Youth
5.Quiet Town
6.Cryin'Climbing
7.ふれたい光





1ヶ月ぶりのEmerald、あの時の新宿MARZも最高だったなあ・・・としみじみ
一曲目はその時も聴いた新曲からでした 非常に哀愁漂うナカノさんの歌声に儚さすら感じられる新曲
「ありのままの成れの果て」とか「分からないまま」ってフレーズは今の自分の心境とも重なってのっけから感情移入 
ここから未音源化の良い具合の新曲を立て続けに披露
この日のナカノさんはいつもよりテンションが高めで嬉しそうに映ってたんですが
そんなテンションが反映されたかのように「ロマンチックな声を探そう~」って歌詞の新曲は聴いていてとても晴れやかな気持ちになれて気分が良かったですね
「よかった まだ間に合う」って歌詞にもグッと来てしまった

続く名曲「Summer Youth」は、音源でも十分きれいなアレンジなんですけど
生で聴くとより美しいというか、鳥肌が立つくらいに流麗なサウンドを味わえるんですよね
ハコのムーディな雰囲気と相俟って完全に魅入ってしまいました
 1か月前のライブでも披露していたTAMTAMのカバー「Quiet Town」はもうEmeraldの新曲みたいでした
というか、あの時よりも歌声も演奏にも熱量を感じる事が出来て凄く良かったですね

この夜のEmeraldのライブで最も響いたのが「Cryin'Climbing」でした


誰もが泣きながら 登る 階段を
なんてことないって 顔して 笑って


正直、悩みもいっぱいあるっちゅうか、むしろ悩みばっかかよ、って日常なんですけど(笑
そんな精神なんですけど。だからこそ、この曲のこのフレーズを、生で聴くと、もう本当に俺は堪らなくなってしまうというか
凄く気持ち的に泣けるし、実際に泣きそうにもなったし、「・・・まだ頑張ろう。」って素直に思えたんですよね
こういう夜の、こういうシーンがいつだって自分の日常に“頑張る力”をくれる源だったりもします
それは有り体に頑張れって歌われる以上に効果のある歌詞でもあって・・・。
めちゃくちゃ、沁みました。
ありがとうって思いました。
また、途中からはテンポが速くなって若干踊れる仕上がりになってたのも気持ち良かったですし、
“小気味の良いポジティブさ”も受け取る事が出来て個人的に絶品な一曲でした。
今でも、嘘じゃなく日常を生きる力の一つになっています。だから、ライブで生で聴くのは“素敵”なんですよ。
より深くその楽曲がカラダとココロに滲む感覚が、好き。素直に純粋にそう思うし、そう思えるようなアクトでした。
大好きな曲なんで単純に演奏してくれて嬉しかったです。っていうのもありますけどね(笑
それ以上のカタルシスが自分的にあった、っていう話です。

最後の「ふれたい光」も正にライブ的な、よりダンサブルな音像に仕上がっていて素敵でした
ナカノさんの歌声も熱量たっぷりでその辺も気持ち良かった「ふれたい光」、
確かに記憶に残るライブをどうもありがとうございました。


ちなみにナカノさんのMCもイイ感じで
「また新しい遊び場が出来ました」
「(後ろのLEDのビジョンを見て)フジのグリーンみたい」
「今日のライブのお陰で(シルバーウィークに)休日が増えました」などなど
あと、終盤に
「思うんです~↑↑」と
誰の真似なのかよく分からないモノマネ?をしてメンバーにつっこまれてたのも面白かった(笑
この時は割とライブの本数がいつもより多目だったみたいでよりほぐれてきたアンサンブルに浸るのも楽しかったですね。



入江陽

とにかく物凄い人でした
まず、ライブなのに物販何も持って来てない時点で凄い(笑
更に、ライブ中にトイレに行ったりサックスの大谷さんに「お前はミスするからピアノ弾くな。」とステージの上で注意されてたり、
こういう風に書くとこれ読んでる人は「素人さんだったのかな?」って思いそうですけど、
なのに歌う曲はめちゃくちゃクオリティ高くて凄味たっぷり・・・っていうのが何より凄かったんですよね。

ゾクゾクする作中観が物憂げに歌われるその事自体に更にゾクゾクする「仕事」という曲、
かなりの虚無感に近い何かを精一杯味わった(気がした)「たぶん山梨」って曲が特に素晴らしかったです
序盤の哀愁溢れる弾き語りタイプの曲もめっちゃ良かったですし、
コミカルさとシリアスさの配分がとてもいいように思えました
ああいうやや退廃的で、
物悲しい作中観はとっても自分好みに感じたのでまた機会があればライブを観たい
っていうか、音源が凄く欲しくなりました。

この方、才能の塊のように感じたので個人的におススメですよ。
まずはいきなりライブで観るのも全然いいかもしれません。色々な意味でスゴいパフォーマンスでしたから。
・・・にしても、プロデューサーでサックスの大谷さんのが説明だったりMC上手いのがなんだか面白かったです(笑
今かなり気になる方ですね。



elephant

アナログとも髭とも違う、割とシンプルに楽しめるサウンドデザインでとても楽しかったです
インスト曲から下岡さんらしいひねくれたセンスが光る曲、一体感も演出してこの日随一の盛り上がりを刻んだ「201X年 宇宙旅行」など
バラエティにも富んでいて最後まで楽しみ切る事が出来た
「201X年 宇宙旅行」に関しては歌詞の内容が凄くシンプルで、でもだからこその深みだったり
そんな行間から複雑な心境を垣間見る事も出来て初めて聴きましたが名曲だと思いました
先述のように会場のテンションも正にピークで相当ハイに聴き入る事が出来ました

アナログフィッシュの軽快でオルタナティブな感覚のアンサンブル、センスに、
髭のじんわり沁みるようなギターが乗っかってるような聴き心地は
正にアナログと髭のメンバーが集まってやってるバンド、という感じがして
そこもなんか気分良かったですし、思った以上に気持ちがいいものでしたし、単純に嬉しくもありました
下岡さんのひょうひょうとしたステージングもめちゃくちゃキマってて凄くクールで格好良いバンドだなー、と素直に。
アナログ、髭のみならずポストロックやオルタナが好きならきっと気に入るバンドだと思うんで機会があったら是非観て欲しいです
ちなみにこの日が年内ラストライブだったそう。それもまた特別感を煽ってくれて良かったですね。

最後に・・・「NO MORE 映画泥棒!!」(行った人しか分からないネタ 笑)













あの・・・こういうイベントライブで「おっ、この音楽素敵じゃん」とか
「知らなかったけど、めっちゃいいじゃん」って素直にパッと思えたら、音源買う気になれたら素敵じゃないですか?
自分にとって、そんな夜だったんですよ。「うわ、めっちゃいいじゃん!」だらけの夜だった訳で
あの日でも今振り返っても思う事は一つ「本当に行って良かった」
そのくらい入江陽さんの独特の楽曲とパフォーマンスも、
elephantのライブで感じた“熱狂”もめちゃくちゃ素晴らしいものだったんですよ
それもあって、自分にとっては物凄く大切で記憶に残る一夜になってくれたな、っていうのが正直なところです

それもまたEmeraldがきっかけで、新しいライブハウスのオープンイベントっていうのも気になって行きたくなった、というのがあった訳で
つくづくそんなきっかけにも感謝ですし、そのきっかけのお陰で良い夜を、良い出会いが出来たなあ。という事で個人的には感謝しかないですね
恵比寿CreAto、ハコも演出も、企画も最高だったのでこれからも是非素敵な夜を創り続けて下さい。また、機会があったらお邪魔します。

最後に、Emeraldのライブで聴いた「Cryin'Climbing」は涙が出そうになるくらいに胸にグッと来ました。
また、涙を拭きながら歩き続ける覚悟が出来ましたし、よしんばまた落ち込んでも
きっとこの曲があのシーンが、エメラルドのライブが背中を押してくれると思う。
改めて、濃密な夜に感謝。すっごく楽しかった!!