Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

私の求めるサウンド

2011年08月19日 | ピュアオーディオ

私の求めているサウンドは「サワサワ感」(オーラ)の有るサウンドです。過去に2回そのサウンドを経験しています。どこから音が出ているのか一瞬分からないけどサワサワ・・・と音に包まれてしまう。一音一音がクリアで厚みや響きが有り、奥行きが有って艶が有って・・・そのサウンドの心地よさは一度聴いたら病み付きになります。

どちらもCDの時代になってアナログレコードで聴かせていただいたモノです。使われていた機材は、パワーアンプに管球式。SPユニットもJBL#375とランシングのユニット。特大プラッターのアナログ機器。カートリッジはSPU。

上述に当てはまる様にJBL 3大ホーンシステムはユニットを揃えています。アンプもカートリッジも合わせています。今までの実験からそれはどうも特製のアナログ装置に起因して、出て来ている様に感じます。アナログシステムのグレードを上げないとそのサウンドにたどり着けないのでは?と思う様になりました。

「サワサワ感」をCDで出せないか?を今までやって来ましたが、「サワサワ感」はアナログ特有のものかもしれません。


WE310Aラインプリと3B252Bパワーアンプの組み合わせ

2011年08月19日 | ピュアオーディオ

先日自宅のシステムの組み合わせ実験をして、最後に落ち着いたのがWE310Aラインプリ+3B252Bパワーアンプの組み合わせ。

310a_3b252b

SWを入れて直ぐに聴き出すと、何の変哲もない音です。音のキレ・ヌケ・ノビと云ったオーディオ指標にそれほどとがった処は有りません。でもなぜか聴くのが辛い訳でも有りません。むしろ「また聴きたくなる」サウンドです。艶やかさと中音の充実、音数の多さが有り、余韻が美しいのでヴァイオリン等の音色が裏返って響く様等非常に気に入っています。

8月13日に一度この組み合わせは試していましたが、その時はまったくだめでした。推測するに「内部配線の銀線化」直後でアンプが目覚めていなかったのだと思います。それが17日の試聴の時には目覚めていて本来の性能が出て来たのだろうと思います。RCA接続も良いのですが現在はXLR接続しています。音圧が若干下がりますがバランスと音の佇まいはこちらの方が好みです。

WE310Aラインプリは出力ゲインが小さく、組み合わせるパワーアンプは出力の有る程度出るものでないと実用的で有りません。WE101Dppアンプの約1.5W/chではトータルの音量が不足します。

WE101Dppアンプを使うならC-290やC40の出力ゲインの高いプリを組み合わせなければなりません。この辺の組み合わせ方で悩んでしまいます。出てくる音の傾向が大きく変わります。しばらくは310Wプリプリ+3B252Bの組み合わせで楽しみたいと思います。