昨夜、自宅のアンプの入れ替えをしました。
プリアンプにC-290、パワーアンプが3B252Bアンプでした。この組み合わせでは「音の広がり感」と「奥行き感」が少なく、「生演奏型」のエネルギーバランスでした。自宅では「歎美な音」を目指していますので方向性が違うと感じました。3B252B アンプを銀線化する前はまとまっていたと思いますが、銀線化後3B252Bアンプの音数や質感がかなり良い方向にアップしています。その為にC-290の質感と合わなくなったのかも知れません。
昨夜配置したアンプです。プリがC40に変わっています。やはりこちらの方が落ち着きます。音の広がり感と質感が好みです。パワーアンプもやっとWE101Dppアンプが安心して使えるようになりました。インプットトランスをUTC-22にして完全にノイズがなくなりました。音色も中高域に艶が乗って来ます。
この組み合わせのサウンドは、全体的に「引き締まったサウンド」だと感じます。低域の音も非常に締まりが良く、ゴツンと云うエネルギー感も十分です。高域もスーッと伸びて不足感を感じません。この組み合わせのサウンドで特徴なのは楽器の基音がしっかり出る事です。鐘の音ならその鐘を打つ音がしっかり聴こえます。ヴォーカルで云うなら「子音」が明瞭です。
まだ交換したばかりなので、3B252Bアンプの領域までは達していませんが、これから活性化させ「活眼」までこのまま行きたいと考えています。WE101Dppアンプのみいきなり普通の配線から銀線に交換していますので、「活眼」までの時間が判りません。多分1ヶ月程はかかると思います。