NYタイム

筆者が興味・関心のある事や趣味に関して語るブログです。〔不定期更新〕

前哨戦

2010-09-13 22:41:05 | 競馬

 昨日、フランスのロンシャン競馬場で、凱旋門賞へ向けてのステップレースが行われた。今年は、凱旋門賞に日本からヴィクトワールピサとナカヤマフェスタの2頭が挑戦するため、前哨戦に注目が集まった。

 ヴィクトワールピサは、3歳限定のG2競走ニエユ賞に出走したが、残り1ハロンで先頭集団から遅れ、勝ち馬から8馬身差の4着に敗退した。前哨戦で道中不利が多少あったとはいえ、勝馬から8馬身差というのは負け過ぎで、ニエユ賞よりメンバーの揃う本番での逆襲の可能性は相当低そうです。

 ナカヤマフェスタは、古馬のG2重賞フォア賞に出走し、勝ち馬から4分の3馬身差の2着に入り、上々のレースでした。ただ、同距離で行われたニエユ賞よりも勝時計が4秒以上も遅いのと、両レースの出走馬のレイティングを比較して考えると、ニエユ賞の方がレースレベルは高そうなので、凱旋門賞本番で過大な期待をするのはどうか?というレベルでしょう。ただ、ナカヤマフェスタの場合、どちらかというと意外性の馬なので、大駆けの可能性はあるかもしれません。

 ちなみに、イギリスのブックメイカーのWILLIAM HILL社のホームページを見ると、現時点での凱旋門賞の単勝オッズは、ヴィクトワールピサ・ナカヤマフェスタともに26倍なので、両者とも単なる穴馬程度の扱いのようです。ブックメイカーのホームページには、オーストラリアで行われるメルボルンカップのオッズも表示されていたが、日本から参戦予定のトウカイトリックに関しては、名前を見つけることは出来ませんでした(単勝51倍以上の大穴扱い?)。