2014年のJRAの競馬も終了したので、POGの途中経過を紹介しておく。
仮指名のリストから外した馬が新馬勝ちするなど、やや躓き気味のスタートになったが、今シーズンはこの10頭に期待します。
① ヴァーサトル (牡 栗東・安達厩舎) 7戦0勝 総賞金 680万円
父 ネオユニヴァース 母 シャルマンスタイル 馬名意味=多面的な才能がある
デビュー戦は8着だったが、その後は着実に良化をたどり、未勝利戦1勝分の賞金を稼いだ。母も母の半兄ディープスカイも未勝利を脱出したのは3歳になってからなので、あとは未勝利脱出を気長に待ちたいと思う。
② アグネスリュシアン (牝 栗東・長浜厩舎) 3戦0勝 総賞金 75万円
父 キングカメハメハ 母 アグネスファスト 馬名意味=冠名+カクテル名
デビューからの2戦は期待ほどの成績ではなかったが、3走目で4着と好走し、今後に期待をつないだ。あくまでも、目標は桜花賞出走だが、まずは未勝利脱出を期待したい。
③ メイショウメイザン (牡 栗東・荒川厩舎) 1戦0勝 総賞金 0万円
父 キングカメハメハ 母 ハイウェイトゥグローリー 馬名意味=冠名+名山
名前にピンときたので指名馬に追加した。
12月7日の新馬戦(阪神・芝1600m)でデビューし、ほぼ人気通りの6着でゴールした。まだ適性がはっきりしない感じだが、そのうち未勝利は脱出できると思う。
④ ナリタイナズマ (牡 栗東・木原厩舎) 1戦0勝 総賞金 0万円
父 ハービンジャー 母 ナリタシークレット 馬名意味=冠名+稲妻
新種牡馬ハービンジャーの産駒がそこそこ走っているので、指名馬に追加した。
11月23日の新馬戦(京都・芝2000m)でデビューし、人気薄だったが6着とそれなりに走った。440キロ台の馬体で走りも軽い感じだったので、芝向きのような気がします。
⑤ デルニエアトゥー (牡 栗東・鈴木厩舎) 3戦0勝 総賞金 0円
父 ロージスインメイ 母 エアコゼット 馬名意味=最後の切り札(フランス語)
デビューから3戦したが、特に見せ場もなかった。しかし、3戦ともそれなりの騎手を確保しているように、厩舎側の期待はそれなりにあるようだ。当POGの切り札になることを期待したい。
⑥ ジーンノワール (牝 栗東・友道厩舎) 1戦0勝 総賞金 0万円
父 ファルブラヴ 母 ナパ 馬名意味=友人の愛称+黒色の(フランス語)
ファルブラヴ産駒の牝馬ということで、繁殖への期待もこめて指名馬に追加したが・・・
デビュー戦はそれなりの騎手を確保したが、388キロと驚くほどの小兵でスピードの一端は見せたものの直線で失速し大敗した。まずは馬体の成長が待たれるところです。
⑦ ハッピーウィルス (牡 栗東・高橋康厩舎) 1戦0勝 総賞金 0万円
父 タイキシャトル 母 ナリタフローラ 馬名意味=幸せが伝染する菌
栗東の新進厩舎で何となく気になったので、指名馬に追加した。
調教ではそれなりに動いていたが、デビュー戦では後方のままで良いところがなく終わった。馬体にまだ多少緩い所があるということなので、今後に期待したい。
⑧ ドリス (牝 栗東・石橋厩舎) 3戦0勝 総賞金 75万円
父 スズカマンボ 母 ソルトレイクスター 馬名意味=ギリシャ神話に登場する水の精
POG’13で指名したトシストロング(1勝)の半妹ということで、指名馬に追加した。
デビュー2戦は見所があまりなかったが、3戦目の未勝利戦で4着に入線したが、その次のレースでは足踏みした。今後もそれなりには期待している。
⑨ スーサンジョイ (牡 栗東・岩元厩舎) 未出走
父 エンパイアメーカー 母 グランジョイ 馬名意味=馬主の愛称+母馬の一部
近親のゴーイングベル(POG’12指名馬)・ティーエスネオ(POG’13指名馬)はPOG期間終了後に未勝利を脱出したが、本馬はPOG期間内に勝ち上がることを期待している。
⑩ コアレスフェーブル (牝 美浦・武井厩舎) 未出走
父 ダイタクリーヴァ 母 コアレスパティオ 母の父 トウカイテイオー 馬名意味=冠名+伝説
母 コアレスパティオはJRA5勝の活躍馬で、入厩先も美浦の新進厩舎に決まり、トウカイテイオーの子孫枠として、今年はこの馬を応援します。
指名馬10頭が故障せず元気で競走生活が送れるよう願います。