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筆者が興味・関心のある事や趣味に関して語るブログです。〔不定期更新〕

箱根駅伝

2012-01-04 22:31:14 | スポーツ

 新年明けましておめでとうございます(既に4日ですが・・・)。今年もよろしくお願いします。

 今年最初の記事は、2・3日に行われた箱根駅伝の話題です。

 今年の箱根駅伝は、東洋大学が往路・復路ともに歴代最高記録の快走で、2位の駒澤大学に9分以上の大差をつけて圧勝した。

 往路の1区は予想通り早稲田大学が飛び出す展開になったが、2区以降は東洋大学が先頭に立ち、4区の終了時点で東洋大学がトップで襷リレーをし、この時点で東洋大学の往路優勝はほぼ確定的で、東洋大学の柏原が2位以下をどれだけ引き離すかがポイントとなった。これまでは、他校を追いかける立場だった柏原が、首位で走った時に走りが変わるのでは?という心配をしていたが、それも杞憂に終わり、区間新記録で東洋大学が2位に5分以上の大差をつけて、4年連続の復路優勝を果たした。

 復路のスタート時点で、東洋大学の総合優勝はほぼ確定的で、シード権争いと2位以下の順位がどう変わるかが個人的な興味の的だった。復路も東洋大学が9区以外の各区で区間賞をとり、2位以下を圧倒した。2位以下は駒澤、明治、早稲田、青山学院、城西、順天堂、中央、山梨学院、国学院の順に入線し、翌年のシード権を確保した。

 以下は個人的な雑感です。

① 5区のギャラリーの数が例年よりも多かった印象がある。実際のところはどうかよくわからないが、東洋大学の柏原を目当てに来た方が多かったのかもしれない。

② 往路の時点でシード権入りが絶望的になった東京農業大学の復路の頑張りは、賞賛したいと思います。また、中央大学の10区の選手や神奈川大学の9区の選手などのゴール前での力走は、チームとしての絆を感じました。

③ ゴール後に、3位で入線し歓喜の明治大学と4位で悔しがる早稲田大学の姿が映し出されていたが、これを見て、来年は早稲田大学が巻き返すのではないかと思う。

 優勝した東洋大学は、これまでは柏原頼りのチームだったが、今回は6区間で区間賞をとったように、チーム全体が力をつけた印象でした。昨年21秒差で総合優勝を逃した反省点が今年に生きたようです。絶対的な大エース柏原が抜けても、来年はそこそこ戦えそうです。今年は敗れた駒澤・明治・早稲田が巻き返すかもしれないし、ここ最近安定してシード権を確保している青山学院、予選会通過で久々に復活した順天堂がステップアップするかもしれません。

 気の早い話ですが、来年の箱根駅伝を楽しみに待ちたいと思います。  (文中 敬称略)


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